2025年10月25日(土)、千葉県の最東部に広がる海匝地域で、「〜千葉・海匝地域で叶える新しい暮らし〜海×食 生活体験プログラム」が開催されました。
舞台は、太平洋に面した匝瑳市・旭市・銚子市の3市。東京から2時間以内という近さにありながら海と里山に囲まれ、新鮮な魚介や野菜、お米など自然の恵みにあふれた“食の宝庫”です。サーフィンや釣りなど、海沿いの環境を活かしたレジャーも満喫できます。
このプログラムには13名が参加。「サーフィンが好きで海の近くに住みたい」「東京に通える距離で移住先を探したい」など、参加理由はさまざま。移住者のリアルな声に触れながら各市を巡り、海のそばで、自然の恵みと暮らす心地よさを体感しました。
本記事では、海風と笑顔に包まれた1日の様子をギュッと凝縮してお届けします。
旅のはじまりは、匝瑳市から
午前8時、参加者を乗せたバスは千葉駅を出発し、匝瑳市へ。市街地を抜けるにつれ、車窓には田畑や木々の緑が広がり始めます。
匝瑳市は全国有数の「植木のまち」。水稲や畜産などの農業に加え、九十九里浜に面した海岸部では水産加工業も盛んです。中心街には歴史ある旧商家や土蔵造りの建物が残り、かつて宿場町として栄えた時代の面影をとどめています。
元地域おこし協力隊が営む「ブックカフェぐるり」へ
最初に訪れたのは、八日市場本町通り商店街に佇む「ブックカフェぐるり」。
築180年の古民家を改装したこのカフェは、コーヒーや地元産のお茶を味わいながら読書を楽しめるほか、イベントやワークショップも開かれる交流の場となっています。
店主の北條将徳さんは、東京・新宿育ち。2022年、地域おこし協力隊として匝瑳市に移住しました。

北條さんが地域おこし協力隊として活動する中で、2024年にオープンした「ブックカフェぐるり」。
「ここは海も山も街もあり、暮らしに不自由しません。都市部から行き帰りしやすい距離なので、二拠点生活にも向いていますし、移住ビギナーにおすすめです。おすそ分けをいただく機会や人との温かい交流もあって、都市部では得がたい魅力があります」
北條さんが初めて匝瑳市を訪れたのは、NPO法人SOSA Projectが主催する農体験プログラム「my田んぼ」へ参加したことがきっかけでした。東京から通ううちに、匝瑳の空気や人の温かさに惹かれて移住を決めたといいます。
ところが移住して間もなく、まちに大きなニュースが飛び込んできました。長年親しまれた老舗の大型書店「多田屋」が閉業することになったのです。
「市内から新しい本や文化に出会える場所がなくなってしまう。なんとかしなければと思いました」
危機感を抱いた北條さんは、移住半年後には古民家を借り、自らリノベーションして「ブックカフェぐるり」をオープン。店内では、本棚を一区画ずつ貸し出す“棚貸し制度”を導入し、個人や企業が本や雑貨、作品を自由に展示・販売できるようにしました。約100棚のうち常に6割以上が埋まる人気ぶりで、何かを始めたい人の“最初の一歩”を後押しする場所にもなっています。

一棚を出店スペースとして貸し出し、棚主はそこで自分の売りたい商品を販売したり、作品を展示したりすることができます。
さらに、英会話カフェや音楽ライブ、ワークショップなど、月に2〜3回のペースでイベントを開催。地域内外から人が集まり、新しいつながりが生まれています。
「いきなり一人で何かを始めるのは怖いですよね。でも、まずは誰かの活動に参加することで、一歩を踏み出せる。すると今度は自分もやってみようという気持ちが芽生える。その連鎖が地域を動かしていくと思うんです。今の匝瑳市は、移住者がさまざまなことに挑戦し始めていて、『まちが変わりはじめる前夜』のような雰囲気を感じます。ここを挑戦の階段のような場所にして、子どもたちも参加できる仕組みをつくっていきたいです」
500年以上続く八重垣神社祇園祭など地域の行事にも積極的に参加し、まちの一員として、日々の暮らしを楽しみながら地域とともに歩んでいます。

未来世代が「いつか匝瑳に戻りたい」と思えるような“種まき”を続けたいと話す北條さん。
ブックカフェぐるり
<所在地>千葉県匝瑳市八日市場イ2915
<営業時間>11:00〜19:00(月・火曜定休)
<Instagram>@guluri_sosa
昭和の記憶を伝える発信基地「そうさ龍泉堂」
商店街を散策する中で立ち寄ったのが、駄菓子店兼ミュージアムの「そうさ龍泉堂」です。
扉を開けると、昭和の生活雑貨や玩具、往年の銀幕スターのポスター、企業看板など懐かしい品々がびっしり。参加者も思わず童心に返り、宝探し気分で見入っていました。

昭和初期に建てられた当時の意匠がそのまま残る「そうさ龍泉堂」。
かつては和菓子屋だった昭和初期の木造建築。閉業後は長らく手つかずのまま放置されていましたが、「地域とともに歴史を刻んできたこの建物を未来へつないでいきたい」という思いから、店主の都祭広一さんが2年前に店舗兼ミュージアムとして再生しました。2階は撮影スタジオとして利用され、フォトスポットとしても人気。企画展や音楽ライブも開催され、まちの文化発信基地として新たなにぎわいを生み出しています。

昭和の貴重な展示物は、店主の私物や市民のみなさんから寄せられた品々。
そうさ龍泉堂
<所在地>千葉県匝瑳市八日市場イ2443
<Instagram>@sosaryusendo
北條さんと都祭さん。匝瑳市で出会った二人の活動からは、「このまちをもっと面白くしたい」という共通の情熱が伝わってきました。これから匝瑳市がどんな景色へと変わっていくのか、その続きが楽しみです。
自分から関わりを作っていきたい人にとって、匝瑳市はぴったりのフィールドだと感じられました。
海と里山の恵みが集結。「道の駅 季楽里あさひ」
匝瑳市を後にして、バスはお隣の旭市へ。
市内の中心部を走る国道126号沿いには、ショッピングモールや家電量販店、ホームセンター、飲食店など日常生活に便利な商業施設が立ち並びます。スポーツ公園や映画館もあり、自然と都市機能の両方を求める方にとって、旭市は魅力的なエリアといえるでしょう。

南は九十九里浜に面し、北には「干潟八万石」と呼ばれる穀倉地帯が広がる旭市。
次の目的地は、地域の“食のショーケース”ともいえる「道の駅 季楽里あさひ」です。
館内には、採れたての野菜や果物、旭市のブランド豚肉、飯岡漁港から届く海産物、さらには植物まで、多彩な品々が所狭しと並んでいます。今年で開業10周年を迎え、年間利用者は約120〜130万人に達します。平日でも人が途切れない人気スポットで、この日も地元の方や観光客でにぎわっていました。

敷地内には遊具を設置した芝生広場があり、お子さまも楽しめます。
旭市の食の恵みについて、駅長の浪川員充さんが教えてくれました。
「トマトときゅうりの生産は千葉県でもトップクラスです。果物では1月からいちご、7月は飯岡地区産の貴味メロン、8月からは梨が旬を迎えます。養豚も盛んで、全国でも有数の産地なんですよ」
地元の素材を使った焼き立てパンやジェラート、名物の「あさピー焼き」も人気で、参加者それぞれ気になるグルメや特産品を手に、地元の“おいしい暮らし”を体感していました。

地元の農家から届けられる新鮮な野菜や魚など、旭市自慢の味覚が大集合。
道の駅 季楽里あさひ
<所在地>千葉県旭市イ5238
<営業時間>9:00〜18:00(元日休み)
<ホームページ>https://kirari-asahi.com/
幅広い世代が集う交流拠点「おひさまテラス」
続いて向かったのは、イオンタウン旭内にある多世代交流施設「おひさまテラス」。2022年4月にオープンしたこの施設には、読書や自習ができるパブリックスペース、すべり台やトンネルなどの遊具を備えた屋内公園、コワーキングスペースやミュージックスタジオ、クラフトルームなどのレンタルゾーンがあり、多様なニーズに応える設備が整っています。

ビジネスパーソンから学生、親子連れなど、さまざまな人たちが思い思いの時間を過ごしています。
館長の藤沢 彪さんが、館内を案内してくれました。
「この施設は市民の方に限らず、どなたでも利用できます。蔵書は約6,700冊あり、図書館に置かれないようなニッチな本も揃えています。屋内公園は、今日のような雨の日は特に大人気。お子さまの一時預かり保育施設『ベビーキャンプ』には保育士が常駐していて、レンタルゾーンの利用者は無料で預けられます。ミュージックスタジオにはYouTubeやラジオの収録ができる機材も揃っています」
学習や趣味、仕事、遊びまで、それぞれの“やりたい”が叶う「おひさまテラス」。移住後の暮らしに新しい豊かさをもたらしてくれるはずです。

左上・料理教室も開催されるキッチンスタジオ。/右上・子どもたちに大人気の屋内公園。/左下・楽器や機材、防音設備が整うミュージックスタジオ。/右下・工具やミシン、3Dプリンターなどを使って自由にものづくりを楽しむことができるクラフトルーム。
移住者を囲んでランチタイム。旭市の暮らしを深堀り
「おひさまテラス」では、昼食をとりながら館長の藤沢さんや先輩移住者との交流会も行われました。実際に旭市で暮らす人の声を直接聞けるとあって、参加者は興味津々。移住後の生活をより具体的にイメージできる貴重な時間となりました。


昼食は、「おひさまテラス」内のカフェ「ひだまりキッチン」特製のお弁当。昨年開催された「ロケ弁グランプリ in 旭市」で審査員特別賞を受賞しています。
藤沢さんは以前、西船橋で暮らしていましたが、転勤をきっかけに旭市へ引っ越してきました。現在は「おひさまテラス」の運営に加え、産官学連携によるまちづくり団体「みらいあさひ協議会」の一員として地域の未来を考えるプロジェクトにも携わっています。
「自宅から成田空港まで車で30分ほど。妻の実家が鹿児島なので、子どもを連れての帰省も負担が少ないんです。頻繁に孫の顔を見せに行っています」と話し、多方面への交通アクセスの良さを実感している様子でした。
旭市出身の川上克真さんは、東京での生活を経て2021年にUターン。翌年に結婚し、2023年4月に自身のお店「古着屋FUKSO」をオープンしました。旭市の「空き店舗活用補助制度」をはじめ、周囲の手厚いサポートに支えられながら準備を進め、念願の開業にこぎつけたといいます。
「この服装のせいか、東京出身だと勘違いされることが多いんです。お店に来たお客さんから『旭市っていいところでしょ』と教えてもらうこともあって(笑)。地元を大切に思う人がこんなにいるんだなと嬉しくなります」と語ってくれました。
旭市地域おこし協力隊の金子彰悟さんは、神奈川県愛川町から2024年に移住。愛川町も自然豊かな地域でしたが、「人の多さに疲れてしまうこともあった」と振り返ります。
20代の頃から「人の多いエリアを離れ、落ち着いた環境で暮らしたい」という思いがあったものの、仕事や家庭の事情で長く移住には踏み切れなかったそうです。50代になりようやく条件が整い、地域おこし協力隊の制度を活用して念願の移住を実現。「現在は漁港近くの住まいで海風を感じる暮らしを楽しんでいます」と話します。
協力隊として移住・定住促進に取り組む一方、自身の行政書士事務所も運営。地域での活動と専門スキルを組み合わせた“マルチワーク”という働き方で、充実した日々を送っています。
東京都江戸川区から移住してきた美香さんは、こちらで暮らし始めてまだ3週間ほど。新しい環境に少しずつ慣れてきたところだといいます。
「植物が好きで、庭のある生活に憧れていました。子どもも大学を卒業して手が離れ、自分たちの時間を大切にできるようになったので、思い切って旭市に来ることを決めました」と、理想の暮らしのスタートラインに立てた喜びを語ってくれました。
食事が進むにつれ、参加者からの質問も自然と増えていきました。
「虫は多いですか?」という疑問には、「季節によって出るけれど、暮らしているうちに自然と慣れてきますよ」と経験に基づいた回答が。
お米不足のニュースに話題が及ぶと、「この辺りは米農家が多いので、大きな影響はありませんでした」という話に、参加者から羨ましがる声も。
また、飲食店の開業について相談する参加者には、「農産物が豊富で外食文化が根付いているから挑戦しやすい」「空き家バンクを活用してお店を始める人もいる」と、地域の状況を知る立場ならではのアドバイスが聞かれました。
移住のきっかけも、歩んできた道のりも異なる三者三様の体験談は、移住を検討する参加者にとって大きなヒントとなったはずです。
おひさまテラス
<所在地>千葉県旭市イ4337-1 イオンタウン旭 2階
<営業時間>
受付 9:00~21:00/クラフトルーム 12:30~17:30/屋内公園 9:00~19:00/ベビーキャンプ 9:00~17:00
<ホームページ>https://ohisama-terrace.jp/
もしもの時も安心。地域医療を支える「総合病院 国保旭中央病院」
午後は、「総合病院 国保旭中央病院」を見学。同院は24時間体制の救命救急センターを備え、地域医療支援病院にも指定されています。診療科は40科に及び、外来・入院を合わせた1日の平均患者数は約3,000名にのぼります。
診療圏は千葉県北東部から茨城県南東部までと広く、半径30km圏内に住む約90万人の健康を支えています。さらに、基幹災害拠点病院としての役割も担い、2011年の東日本大震災では、多くの被災者の救命・治療に尽力し、大きな貢献を果たしました。
市民との交流にも積極的で、先ほど訪れたおひさまテラスでは「市民健康講座」を実施したり、毎年秋に開催される旭市産業まつり「あさひオータムジャンボリー」に出展したりするなど、地域に密着した活動も行っています。
院内にはカフェやコンビニエンスストアが併設され、12階にある展望ラウンジからは旭市のまち並みと太平洋を一望することができます。医療機関でありながら、訪れる人がほっとひと息つける空間が整っている点も印象的でした。
総合病院 国保旭中央病院
<所在地>千葉県旭市イ1326
<初診外来受付>7:45~11:00(自動受付機は6:30から利用可、一般外来は土曜・日曜・祝日・年末年始休診)
<ホームページ>https://www.hospital.asahi.chiba.jp/
イルカガイドになるために選んだ、銚子での暮らし
いよいよ旅も終盤。旭市を出発したバスは、太平洋に突き出した半島のまち、銚子市へ。海岸線を走ると、白波に乗ってサーフィンを楽しむ人々の姿が目に入り、海辺のまちならではの開放的な雰囲気を感じられます。
銚子といえば、犬吠埼灯台や屏風ヶ浦などの景勝地が有名ですが、その他にも銚子漁港で水揚げされる新鮮な海の幸はもちろん、「灯台キャベツ」や「銚子メロン」といったブランド農産物、風味豊かな銚子産醤油など、特産品も豊富です。
本プログラム最後の目的地は、銚子マリーナ海水浴場のすぐそばにある「銚子海洋研究所」。ここでは1年を通してイルカ・クジラウォッチングのガイドツアーやサンセットクルージングを楽しむことができます。

銚子海洋研究所の建物内には、「世界一ちっちゃな水族館」も併設されています。
ここでガイドとして活躍する大富奈穂子さんに、海のそばでの暮らしについてお話を聞きました。
大富さんは大阪府出身。幼い頃からイルカやクジラのトレーナーに憧れ、「銚子海洋研究所」への就職を機に移住してきたのが18年前のこと。その後、職場結婚をされて、現在は3人のお子さんを育てながらガイドとして現場に立ち続けています。
「この海にはスナメリというイルカが一年中暮らしています。冬になるとマッコウクジラやザトウクジラにも出会えるんですよ」と大富さん。
その言葉を聞き、参加者からは驚きの表情がこぼれます。関東で、しかも日常の延長線上のような距離感で野生のイルカやクジラに会えるとは、想像していなかった人も多いようです。

大富さんの粋な計らいで、ウォッチング船「フリッパー号」に乗船させてもらいました。
大富さんは銚子での暮らしについてこう語ります。
「大阪で経験した満員電車通勤と比べると、こちらの暮らしは時間に追われない“スローライフ”そのもの。ふと思い立って海に出て、ただ景色を眺めるだけでも贅沢だなと思います。季節や時間帯によって景色もガラッと変わるんです。特に晴れた日の夕暮れは絶景で、海に沈む夕日の向こうに、富士山がシルエットのように浮かぶこともあります。遠くから写真を撮りに来る人も多いですよ」
3人のお子さんたちも、海辺での遊びをたっぷり楽しんでいるそうです。
「ほとんど毎日のように砂浜で遊んでいます。潮干狩りも目の前でできるので、まるで”自分たちのプライベートビーチ”みたいな感覚ですね」
銚子での暮らしの魅力は、海だけにとどまりません。
「銚子のメロンは驚くほど甘くて、都会では考えられない価格で買えるんです。毎年楽しみにしているのですが、『そろそろ買おうかな』という頃になると、誰かが持ってきてくれたりして。家の隣がキャベツの畑なのですが、ある日ふと気づくと、我が家の塀の上にキャベツがぽんっと置かれているんです。『食べたいなあ』と思っていたら、思いがけず手元にやってくるんですよ(笑)」
地域の人との距離が近く、自然とおすそ分けが届く。そんな温かい暮らしの風景が目に浮かびます。笑顔で語る大富さんの姿から、銚子での暮らしがいかに豊かで心地よいものかが、深く伝わってきました。

「世界一ちっちゃな水族館」では、周辺海域に生息する海洋生物が展示されています。
銚子海洋研究所
<所在地>千葉県銚子市潮見町15-9
<ホームページ>https://choshi-iruka-watching.co.jp/
生活体験プログラムを通して見えてきた、海匝地域の魅力とは?
✅ 海と里山が近く、食の恵みが身近にある
新鮮な魚介類や野菜、お米など、日常的に手に入る“食の充実度”の高さが魅力。「毎日、体の中にいいものを取り入れられる」食生活が叶います。
✅ 挑戦を後押ししてくれる環境
「ブックカフェぐるり」や「おひさまテラス」など、やりたいことに手を伸ばしやすい環境と、背中を押してくれる人の存在。「何かを始めたい」という気持ちに優しく応えてくれます。
✅ 都会を完全に手放さない田舎暮らしを実現できる
東京まで2時間以内、成田空港まで車で30分〜1時間。週に数回だけ都心に通う二拠点生活も、空港を使って気軽に遠方へ出かけることも可能です。
✅ 安心して暮らせる生活基盤
24時間救急体制の旭中央病院が近くにあり、日用品を揃える買い物施設も充実。日常生活の安心がしっかり確保されています。
✅ 人との距離が程よく、自然とつながりが生まれる
おすそ分けの文化や地域で開かれる小さなイベントなど、日常の中で交流が育まれ、自然と地域との関わりが広がっていきます。
豊かな食と、海のある日常。そして、挑戦を面白がってくれる人たち。都会を完全に手放したくないけれど、今の暮らしにもう少し「余白」と「自然」をプラスしたい。そんな気持ちが少しでもあるのなら、ぜひ一度、千葉・海匝地域の空気を感じに足を運んでみてください。
撮影:渡部 聡
千葉県移住・二地域居住ポータルサイト「ちばらしい暮らし」
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