JRN系列ラジオ番組「地方創生プログラム ONE-J」で、TURNSとのコラボレーション企画が放送されています(毎月第3週日曜日)。メインパーソナリティは女優の本仮屋ユイカさんとお笑いタレントのジャングルポケット・斉藤慎二さん。ゲストコメンテーターとしてTURNSプロデューサーの堀口正裕が出演し、地方で魅力的な取り組みをしている人や団体、名産物などを紹介しています。
今回の放送では、高知県の高知カンパーニュブルワリーが造るクラフトビール「TOSACO」に注目。地元生産者への想いが詰まった一品です。
『堀口正裕の全国みやげ話』
生産者のストーリーが詰まった高知のビール「TOSACO」
9時台は週替わりでさまざまなコーナーを実施しています。
この日は月イチレギュラー「堀口正裕の全国みやげ話」。
地域の魅力を伝え、地方で働く・暮らす・関わり続けるためのヒントを発信するTURNS堀口さんが、この1ヶ月間で訪れた津々浦々のお話しをするコーナーです。
堀口さんがこの1ヶ月で訪れた先は、北海道→高知→栃木→福島。
北海道では、ONE -Jでも取り上げた今話題のボールパーク、エスコンフィールドを訪れ、球場の最新施設の充実さを目の当たりにしたそうです。
しかも!なんと施設を案内してくださった方が、堀口さんの高校の後輩ということで、ちょっとした偶然もあったんだとか。
ほかにも、さまざまな地を訪れ地方創生のヒントをたくさん学んできた堀口さんですが、今回紹介するのが高知県でのみやげ話。
創業6年の会社高知カンパーニュブルワリーでは、「TOSACO」というクラフトビールを造っています。
創業者である瀬戸口さんは元々大阪でエンジニアとして“ものづくり”に励んでいました。そんななか、本当に自分がつくりたいものを考えた時に、出た結論がまさかの“ビール”でした。
ちなみに瀬戸口さんの奥さんはビールは飲めなかったそうで、
そこで開発したのが、“奥さんと一緒に味わえるビール”であるTOSACO
でした。
つまりこのビールは、奥さんへの愛から生まれたお酒でもあるんです。
そんなTOSACOは高知県内の生産者のストーリーを取り入れたビールでもあります。
そんな情熱を持った高知の生産者がつくったそんな「子どもたち(作物)」を活かしたビールづくりがしたいという想いから、TOSACOと名付けられました。
TOSACOにも柚、米、赤しそ、トマトなどさまざまな種類があります。
中でも「かやの森ヘイジーエール」という商品は少し変わっていて、
将棋の碁盤の原料となる榧の木の実を使用したビールなんです。
榧の木は現在絶滅の可能性も充分にあるほどの希少な木で、そんな榧を守りたい!という地元の企業の取り組みを知った瀬戸口さんは、丹精込めて世話する同社の情熱に惹かれ食用にもなる実を用いて開発した商品が、「かやの森ヘイジーエール」でした。
こうして、地元の生産者の思いを反映したTOSACOは現在着実に、世間への広がりを見せています。
高知カンパーニュブルワリーがつなぐ、食とビールの輪は
高知県のさらなる活性に繋がっていることを学べるお話でした。
以上!堀口正裕の全国みやげ話でした!
地方創生プログラム ONE-J
毎週日曜日の午前8時から10時まで、TBSラジオなどJRN(ジャパンラジオネットワーク)加盟の全国32局で生放送中。女優の本仮屋ユイカさんとお笑いタレントのジャングルポケット 斉藤慎二さんがメインパーソナリティを務め、「地方創生」をテーマに地方の魅力や日本各地の新しい取り組みを紹介。地方活性化のために日夜、挑戦している人、団体、企業の方々が出演し、日本全国に「明日を前向きに生きていくための元気になるヒント、気づき」を届けます。