きっかけはお試し移住 2018年、農家民宿を開業!

西に北アルプスの雄大な峰々が連なり、東には四季折々の風景を残す里山。北アルプスを源流とする、清らかで澄んだ水が豊富な〝水のふるさと〟。そんな大町市に移住した、稲澤さんご夫妻を訪ねました。

「都内で行われたI ターンフェアに参加したのが、大町市を知ったきっかけでした」と語るのは、横浜市から移住した稲澤博・そし恵さんご夫妻。

イベントでは、移住者が実体験をリアルに話してくれたので、移住に対して具体的なイメージができたという。その後、ご夫妻は大町市で市民農園を借り、月に2回ほど大町市に通って野菜を作るようになる。

「何より畑で野菜を育てたかったんですよ。スキー場があり、ほどよく豊かな自然が残っている北アルプス界隈は、希望のエリアでした」と博さん。

そんな折、そし恵さんは大町市の地域おこし協力隊に就任。それを機に移住した。新たに畑も借り、協力隊の業務と平行して、ご夫妻は本格的に野菜を作りはじめる。今では就任したときに植えたウドが収穫できるようになり、生花とともに地域の農協に卸している。

移住に対して、明確なイメージを描き、着々と準備を重ねてきた稲澤ご夫妻。そんなお二人が移住当初から考えていたプランが農家民宿の開業だ。そのために、農地付きの住宅も購入した。築60年ぐらいの古い民家を少しずつ改装し、昨年8月に農家民宿「ファーマーズ イン オリザ」をプレオープン。

宿泊客と一緒に薪を割ったり、作物を収穫したり、料理を作ったりできる農家体験型の宿泊施設だ。移住に興味のある方は、ぜひ一度泊まってみてはいかがだろうか。

文・写真:安藤“アン” 誠起

\第36回全国都市緑化信州フェア/
信州花フェスタ2019~北アルプスの贈りもの~が「北アルプスの麓から広がる花と緑に包まれたしあわせ暮らし」をテーマに開催されます。
・開催期間:2019年4月25日(木)~   
・6月16日(日)
・メイン会場:長野県松本平広域公園
・サブ会場:国営アルプスあづみの公園(大町・松川地区、堀金・穂高地区)ほか、信濃大町サテライト会場:ラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデン他2会場。開催期間中、各会場でさまざまなイベントを予定しています。

ラ・カスタ ナチュラル ヒーリング ガーデン
開園期間:4月下旬~11月上旬(水曜日は休園)
開園時間:10~17時(4,10,11月は16時まで)
入園料:大人・高校生1,000円、小・中学生500円
電話:0261-23-3911(予約制)


\北アルプスのふもとで、田舎暮らし体験/
移住を考えているけど、どういった暮らしができるのか体感したい!という方にオススメ!ちょっとだけ大町での暮らしを体験し、雰囲気や魅力を実感して下さい。
お試し暮らし体験(短期型)
(利用可能日数) 1泊2日~6泊7日
(利用料)1人1泊3,000円(2泊目以降1,500円)
※寝具を利用しない添い寝の就学前幼児は無料
(利用人数)4名まで
(利用施設)大町市美麻市民農園


◆じっくりと体験されたい方は、お試し暮らし体験(中期型)もあります。
※短期・中期、いずれの場合も利用条件があり、事前のお申し込みが必要です。


北アルプス連携自立圏
長野県の大町市、池田町、松川村、白馬村、小谷村の5市町村が連携し、それぞれの地域が持つ資源を活かしながら、誰もが安心して暮らせる、活力ある経済・生活圏づくりに取り組んでいます。今後も移住者にも暮らしやすく、魅力のある地域を目指し、地域の課題解決に力を入れていきます。

\大町市移住相談窓口/
大町市まちづくり交流課定住促進係
電話:0261-21-1210(直通)60261-23-4304
メール:teijuu@city.omachi.nagano.jp
http://www.city.omachi.nagano.jp/teiju/

                   

人気記事

新着記事