\未来を創るビジネスアイデアコンテスト/
「イノベのたまご2026」とは?
ビジネスアイデアコンテスト「イノベのたまご2026」は、福島イノベーション・コースト構想の対象地域(通称「イノベ地域」)を舞台に、新たなビジネスの創出を目指す人を発掘し、応援するビジネスアイデアコンテストです。
応募段階で必要なのは、完成した事業計画ではありません。
「自分のアイデアを形にしてみたい」
「地域や社会の課題解決に貢献したい」
「福島の未来をもっと面白くしたい」
そんな想いとアイデアがあり、応募条件を満たす方なら、居住地や職業、経験を問わずどなたでも挑戦できます。
さらに本コンテストは、福島県と『福島イノベーション・コースト構想推進機構』が進める起業・新事業創出プログラム『Fukushima Tech Create』の登竜門として実施されており、受賞者には海外研修や専門家による伴走支援、先輩起業家・企業とのネットワーク形成など、アイデアをビジネスへと育てるための充実したサポートが用意されています。
復興のその先へと歩む福島では今、新たな産業や地域の未来を創る挑戦者を求めています。
あなたの想いとアイデアが、地域を変え、より良い未来を切り拓くきっかけになるかもしれません。
福島という挑戦のフィールドで、あなたのアイデアをカタチにしてみませんか。
※福島イノベーション・コースト構想の対象地域:いわき市、相馬市、田村市、南相馬市、川俣町、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村、新地町、飯舘村(15市町村)
イノベのたまご2026の4つの特徴
✔︎アイデア段階でも応募できる
応募時点で完成された事業計画は必要ありません。構想段階のアイデアでも応募できるため、「やってみたい」という想いからスタートできます。
✔︎居住地や立場を問わず、全国どこからでも挑戦できる
福島県外在住者でも参加できます。また、学生、若手起業家、社会人、地域プレイヤーなど、多様な立場の方々に開かれたコンテストです。
✔︎イノベ地域から東北・日本の未来を創るビジネスが対象
対象となるのは、イノベ地域15市町村をフィールドとした事業アイデア。地域課題の解決や新たな価値創出につながる挑戦を募集します。
✔︎起業や事業化への第一歩をサポート
受賞者には、アイデアを実現へと近づけるための伴走支援やネットワーク形成など、実践的な支援プログラムが用意されています。
受賞者への3つの特典
1.グローバルな視点でアイデアを磨く海外研修
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派遣を希望する上位2名を海外研修へ無料でご招待します。現地の教育機関等でのプレゼンテーションや交流を通じて、異なる文化や価値観に触れながら、グローバルな視点でアイデアを磨くチャンスです。
渡航日程:2026年12月8日(火)~11日(金)※予定
渡航場所:台湾
対象:海外研修派遣賞 受賞者2名
2.専門家による伴走支援で事業化を後押し(全5回程度/2026年10月~2027年1月)
受賞者は、オンラインにてビジネスアイデアのさらなる向上を目指し、専門家による伴走支援を受けることができます。
アイデアの整理、事業モデルの検討、今後の展開に向けた壁打ちを通じて、実現に向けた一歩を後押しします。
<支援内容>
➀集合研修(2回程度)
アントレプレナーシップやマーケティング、組織運営、など受賞者に合ったテーマを設定し、各分野の専門家によるオンラインワークショップを実施します。(受賞者一斉開催)
➁個別メンタリング(2回)
集合研修の合間に1on1でのメンタリング機会を設け、より個人の課題やニーズに合った支援を行います。
➂専門家メンタリング(1回)
➀➁を通じて見えてきた課題・ニーズをもとに専門家とのメンタリング機会を設けます。
※対象:最優秀賞、優秀賞、FTC奨励賞、FTC特別賞
※内容は予告なく変更される場合があります。
3.次の挑戦につながるチャンス

最優秀賞受賞者には、次年度「Fukushima Tech Create」プログラム応募時の審査加点特典を付与。起業や事業化に向けた次のステップへとつながります。(次年度の予算成立が前提)
募集テーマ

福島イノベーション・コースト構想の重点6分野(廃炉、ロボット・ドローン、エネルギー・環境・リサイクル、農林水産業、医療関連、宇宙産業)を中心とした、イノベ地域の発展につながるビジネスアイデアを募集します。
対象
イノベ地域を舞台にしたビジネスアイデアを有し、
自らのアイデアに本気で取組み、実現したいという以下の方
✔︎東日本大震災発生時20歳以下の方
全国高等専門学校、専門学校、大学、大学院に所属する学生、研究者、シード期の起業家等
✔︎女性起業家等(年齢不問)
審査の流れ
STEP1:エントリー受付
募集締切(2026年8月12日(水)午前10:00)までに、エントリーフォームへの登録と資料アップロードを完了してください。
エントリーフォーム
STEP2:1次審査結果発表(8月20日頃)
提出いただいた資料をもとに、書類審査を実施し、8名程度選出します。審査結果は応募者全員へメールでお知らせします。
STEP3:最終審査会(9月12日)
双葉町産業交流センターにて、プレゼンテーションコンテストを実施します。発表と質疑応答を通じて、各賞の受賞者を決定します。
STEP4:受賞者決定(9月12日)
最終審査会当日に、評価点数および審査員の合議により各賞を決定し、表彰します。
受賞者インタビュー
イノベのたまご2025 若年層ビジネスアイデア部門 最優秀賞・海外派遣賞
『株式会社Bearbell』代表 服部悠大さん
テーマ:「動物目撃情報共有マップ『クマップ』 」

東京都出身。高校時代からSDGs、キャリア教育、地方創生、アプリ開発など幅広い分野で活動。大学進学を機に秋田県に移り、3年次の2024年10月にAIやIoTを活用した獣害対策事業を展開する「株式会社BearBell」を起業。「安全から共生へ」をミッションに掲げ、人と自然が共生する社会の実現を目指している。
クマをはじめとする野生動物による被害が全国各地で深刻化するなか、動物目撃情報共有システム「クマップ」を提案し、イノベのたまご2025 若年層ビジネスアイデア部門で最優秀賞・海外派遣賞を受賞した『株式会社BearBell』の服部悠大さん。
受賞後は伴走支援を受けながら「クマップ」の実用化に向けた実証実験やアプリ開発を進め、人と自然の共生に向けた取り組みを加速させています。
今回は、受賞に至るまでの経緯や事業に込めた思い、そして服部さんが描く未来についてお話を伺いました。
Q .イノベのたまごを知ったきっかけと応募動機を教えてください。
イノベのたまごの運営事務局である『株式会社Wasshoi Lab』が実施している、人材発掘・育成プログラム「MiTOHOKU Program」を通じて知りました。
現在は秋田を拠点に事業展開していますが、獣害は県境を越えて広がる社会課題です。将来的には福島県内でのサービス展開も視野に入れており、イノベのたまごへの挑戦を通じて、自分たちのサービスが福島の課題解決にどのように貢献できるのかを検証したいと思い応募しました。

Q.どのような提案をされたのでしょうか。
動物目撃情報共有システム「クマップ」を提案しました。
クマップは、クマやイノシシ、シカ、サルなどによる獣害リスクから地域住民を守ることを目的としたマッピングシステムです。行政が発信する情報に加え、住民から寄せられる目撃情報や街中に設置されたカメラ映像などから得られる情報を集約し、AIによる分析・精査を行なった上で信頼性の高い情報をユーザーにリアルタイムに届けます。
従来の出没情報は行政機関などを経由して住民へ伝えられることが多く、伝達にタイムラグが生じるという課題がありました。一方、クマップは、人命や地域の安全を守るために必要な情報を迅速に届けられる点が大きな特徴です。
Q .審査会ではどのような点が評価されたと感じていますか。
クマによる人身被害が連日報道され、社会的な関心が高まっていたタイミングと重なったこともあったと思いますが、私自身が強い当事者意識を持っていたことも大きかったと感じています。
私はこれまでに生活圏内で野生のクマを6回目撃しており、そのうち2回は追いかけられて命の危機を感じた経験があります。大学周辺でも頻繁にクマが出没していて、私にとって獣害は決して他人事ではありません。
そうした実体験があるからこそ、「自分たちの技術で目の前の課題を解決したい」という強い思いを持ち続けてきました。その熱意や課題意識が、審査員の皆さまに伝わったのではないかと思います。
Q .受賞後の支援で、特に力になったのはどのような支援ですか。
最も大きかったのは、専門家(メンター)の皆さんからアドバイスをいただき、客観的な意見やユーザー視点を取り入れながら事業化を進められたことです。
技術開発者としての思いが強いほど、「こういう技術を実現したい」という思いが先行しがちです。しかし、それが必ずしも顧客のニーズに合致しているとは限りません。例えば、検知した出没情報をすべてマップ上に表示させることもできますが、それでは情報過多に陥ったり、過度に不安を煽ったりする可能性があります。
「どのような場面で課題が生じ、誰がどのような時にサービスを必要としているのか」。メンターの皆さんとの対話を通じてさまざまな角度から事業の方向性を見つめ直し、客観的な視点を取り入れながらサービスを設計できたことはとても大きな収穫でした。
また、海外派遣で訪れた台湾では、サルによる農作物被害が深刻であることを知りました。野生動物による被害は日本だけの課題ではなく、国や地域を超えて共通する社会課題であることを実感し、グローバル展開の可能性についても考えるきっかけになりました。
さらに、受賞をきっかけに福島イノベーション・コースト構想推進機構様や福島県庁様をはじめとする行政機関とのつながりが生まれたことで、社会実装に向けた視野が広がり、事業をさらに前進させる大きな後押しになっています。
今年6月には、総務省が主催する先進的ICTスタートアップ支援プログラム「ICTスタートアップリーグ」の令和8年度支援対象企業に、秋田県内で初めて選定されました。また、イノベのたまごで最優秀賞になると加点対象となる「Fukushima Tech Create(FTC)※」の採択も決まっています。今後は中央省庁や行政機関との連携をさらに深めながら事業を発展させていく予定です。
※Fukushima Tech Create(FTC):福島県浜通り地域等15市町村における起業・創業を目指す優れた企業・個人等を発掘し、事業化を支援する事業
https://www.fipo.or.jp/activities-accumulation/support/ftc

Q.今後の展望について教えてください。
「安全から共生へ」をビジョンに掲げ、人と自然が共生できる社会の実現を目指しています。
今の日本では、繰り返される獣害によって「自然=脅威」として認識されている側面があります。本来は地域の大きな資産であり豊かさの源である自然が、その真価を十分に発揮できていないのは、日本全体にとっても非常にもったいないことです。
まずは私たちのサービスをインフラとして浸透させ、皆さまに「日常に溶け込む安心感」を届けたい。そしてその先に、人と自然が無理なく共存できる社会を実現したいと考えています。
「自然を恐れる社会から、自然とともに生きる社会へ」。
人と自然の新しい関係を育み、その先の未来を切り拓く存在でありたいと思っています。
Q.最後に、これからイノベのたまごへ応募する方へメッセージをお願いします。
イノベのたまごは、単なるビジネスプランコンテストではありません。
自分の中にあるアイデアの種を育て、多くの方の力をお借りしながら、実際に社会へ届けるところまで伴走してくれるプログラムです。専門家による支援や海外派遣などを通じて、自分では気づかなかった視点や未来の可能性に出会うこともできます。
少しでも興味がある方は、ぜひ応募してみてください。
きっと大きな学びと成長につながると思います。
まずは説明会にご参加ください!
「応募してみたいけれど、まだアイデアがまとまっていない」
「自分にも挑戦できるのか知りたい」
そんな方に向けて、全3回のオンライン説明会を開催します。
事務局の説明や過去参加者のお話を通じて、コンテストの概要や魅力ついて知ることができます。
質疑応答の時間もございますので、ご検討中の方はぜひご参加ください!
➀2026/06/12 (金) 18:30 – 19:30
➁2026/07/01 (水) 18:00 – 19:00
➂2026/07/24 (金) 18:00 – 19:00
※実施内容は全日程共通です。ご都合のつく日程をお選びください。
形式:オンライン(Zoom)/ 参加無料・要事前申込
お申し込みはこちら!
「まだ構想段階だけれど挑戦してみたい」
「自分のアイデアを形にするきっかけがほしい」
「地域や社会に役立つ事業を創りたい」
そんな想いを持つあなたの挑戦をお待ちしています。
福島という挑戦のフィールドで、未来を変える一歩を踏み出しませんか。

