複数の仕事を組み合わせ、自分に合った働き方と暮らし方をデザイン。 “次の一歩”を、若狭町で試してみませんか?
固定化した働き方から脱出し、地方でのびのびと生きる
リモートワークや複業が普及してきた昨今ですが、現実的にはまだまだ一つの仕事や一つの会社が、収入と人生の時間の大半を占めている人が多いのではないでしょうか?
毎朝同じ事業所に通い、日暮れまで室内でパソコンと過ごし、混んだ電車で帰宅する。在宅ワークの日もあるとはいえ、仕事内容は同じ。土日も含め生活動線も人間関係も変わりばえしない。一応の「安定」と引き換えに人生が固定化していく中で、「本当にこのままでいいのかな?」という思いが心をよぎる人も、実は少なくないのでしょうか。

予測不能と言われる時代の中で、一つの会社・仕事に就業し続けることが必ずしも最適解ではなくなっている今、自分の可能性をもっと開いてみたいし、移住にも興味はある。
でも、地方に自分に合う仕事があるのか、そこでの暮らしは心地いいのか、取っ掛かりがなさすぎて現状維持に留まってしまう。
そんな人にぜひ知ってほしいのが、福井県若狭町で始まっている「マルチワーク」という働き方。「若狭ワーク&ライフ協同組合」が中心となって推進しています。

人生設計の自由度を高める「マルチワーク」
「マルチワーク」とは、一つの会社・仕事に縛られず、季節に合わせていくつかの仕事を組み合わせる新しいワークスタイルです。
例えば春は観光施設で接客、夏はキャンプ場で運営サポート、秋冬は「越前ガニ」や「若狭フグ」を扱う旅館や地元企業のオフィス業務のお手伝い、というように、自然のリズムを楽しみながら働くこともでき、飽きずにいろいろな経験やスキルを積むことができます。
地域の複数の職場と関わることで、人とのつながりも無理なく自然に広がり、地方での暮らしも立ち上げやすくなります。
若狭ワーク&ライフ協同組合は、この新しい働き方を希望するマルチワーカーと地域の多様な事業者をコーディネートし、自分に合った仕事を組み合わせながら安心して働き続けられるように支援しています。

都会では経験できない職種に触れ、自分で仕事と暮らしのバランスをとりながら、地域で人生のクオリティを高めていく。
そして将来的には水の合う会社の正社員になったり、地域での起業や新たな挑戦にもつなげていける若狭町での「マルチワーク」。
次のようなことが思い当たる人は、ぜひもう少しマルチワークの知識を深めてみましょう!
【こんな人は若狭町のマルチワークが向いている!?】
1.自然にかかわる仕事をしてみたい
自然の中で働く仕事や観光業に興味はあるが、都会ではきっかけがつかめない。
2.地方移住して新たな仕事や生活がしたい
環境の良い地方へ移住したいが、決め手がなく、希望の仕事探しも一人では難しい。
3.いろんな自分の可能性を試してみたい
都会の会社員以外の働き方や生き方を経験し、若いうちに可能性を広げたい。
4.自分でワークライフバランスを設計したい
通勤や残業中心の働き方に限界を感じており、仕事とプライベートのバランスを考えたい。
5.生活の質・環境・人間関係を変えたい
人生のひとときを、都会とは違った環境やコミュニティの中ですごしたい。
6.レジャーやアクティビティが身近な環境で暮らしたい。
アウトドアやスポーツなどが日常の中で気軽に楽しめる環境を求めている。

もしもマルチワーカーになったら? をシミュレーション
では、もしあなたがマルチワーカーになったとしたら、どんなライフスタイルになるのでしょうか?
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6:30起床
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7:00朝食
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8:00三方五湖を散歩

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9:00宿泊施設でワーク朝食の後片付け、宿泊客のお見送り、お部屋を整えて、次のお客様を迎える準備。
季節ごとに訪れる観光客とのふれあいも、この仕事の魅力です。

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12:00昼食・自由時間

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13:00移動〜 道の駅で地域の魅力を発信自然の中を自転車やバイク、ドライブで走り抜ける移動のひとときも、都会では味わえない楽しみです。
「道の駅 熊川宿」では、特産品の販売や接客、食堂での配膳手伝いなど。 地元の方や観光客に地域の魅力を届けます。


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17:30自由時間同じマルチワーカーの同僚と食事に。 地酒で乾杯しながらワイワイガヤガヤ。

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21:30早めの帰宅、就寝。明日は始業時間が11:00からなので朝は海釣りでも行こうかな?
マルチワークで季節や趣味を楽しむ時間も広がります。
マルチワークな働き方例
1ヶ月単位の変形労働制(週40H 1日8H)


- 年間を通じて夏・秋・冬:観光業が繁忙期。夏はネイチャーアクティビティやキャンプ施設、秋冬はフグ、カニを求めて多くの観光客で町がにぎわいます。
- こうした繁忙期のある業種と年間を通じて仕事量が安定している業種を組み合わせて1週間の働き方が決まっていきます。
1年を通して働く先が安定しているうえに、変化も楽しめる働き方です。
自分のワークライフバランス、つまり時間やエネルギーの配分を自分自身でコントロールできる範囲が大きくなるのが、マルチワークの利点の一つ。
働き方を変えることで、自分の人生を自分の手に取り戻していく感覚が増えていく。
そして暮らしの質が変わり、人生の豊かさが変わっていく。
マルチワークは、特別な職能を持つ人に限らず、多くの人に開かれた「人生を変えるきっかけ」とも言えるかもしれません。
【メッセージ】
働く側も安心できる仕組みを。
若狭ワーク&ライフ協同組合の思い
これからの時代の新しい働き方(と地方移住)の選択肢である「マルチワーク」。
この取り組みを推進している若狭ワーク&ライフ協同組合の発起人の一人である岡勝之さんは、そもそも「マルチワーク」の仕組みを立ち上げたきっかけや思いについて、こんなふうに語っています。
岡勝之さん

三方五湖のほとりにある天然温泉宿「岡三屋 彩かさね」経営。協同組合の代表として“地域で人を育て、確保する仕組みづくり”を進めている。
私の宿は秋冬が繁忙期、別の事業所は夏が忙しい。季節ごとに“今だけ人が足りない”が起きますが、各事業所が通年雇用するのは難しい。
そこで繁忙期の異なる仕事を組み合わせ、地域として“通年で雇える形”をつくれないかと考え、『マルチワーク』にたどり着きました。
人口減少や少子化が進む中、働く人を受け入れながら若狭町の魅力を伝え、移住にもつなげたいという思いで始めました。
若狭町の自然や立地、仕事に魅力を感じてくれた方が、通年で安定して働ける環境を整え、安心して暮らせる仕組みをつくりたい。
そのために、希望する働き方や暮らしを丁寧に聞き、事業所とのマッチングや仕事の組み立てを行います。大切なのは受入れ先である自分たちも、地域の魅力を伝えられる事業者であること。給与面でも納得できる条件を整えていきます。
単なる派遣ではなく、若狭町を知り、好きになってもらうために、住まいの確保支援も含め、暮らしに寄り添っていきます。
住まいは町営住宅や民間アパート、貸家を紹介できます。家賃も都会に比べれば格安で可処分所得が増えるように思います。
マルチワーク勤務先事業者紹介
さまざまな業種を同時に経験することができます
1.有限会社岡三屋
料理旅館・彩かさねでの接客

和に彩られた季節の創作割烹が堪能できる宿です。特にカニ・フグの季節には全国からお客様がいらっしゃいます。
お料理の配膳やお部屋の清掃、接客のお仕事をしていただきます。
2.㈱デキタ
八百熊川・山座熊川での接客・清掃

京都と若狭町を結ぶ山あいの宿場町熊川宿。
(株)デキタが運営する古民家宿八百熊川とキャンプ場山座熊川で、接客や客室清掃、料理配膳などの業務を担当していただきます。
3.㈱クマツグ
宿場町「熊川宿」を中心とした空き家の活用・開発、キャンプ場の開発

リノベ―ションなどの古民家再生をはじめ、若狭町・熊川地区の魅力を開発・発信していく事業を行い、キャンプ場も整備。
自然と人の触れ合いを通して、楽しく仕事ができます。
4.㈱西野土木
道の駅・若狭熊川宿の運営

道の駅には、通年多くの旅行者が立ち寄り、食堂で食事をしたり、土産物の購入や休憩をしています。
売店業務や食堂での配膳、施設の清掃に取り組んでいただきます。
5.㈱PLUS WILD
アウトドアアクティビティのガイド、企画

若狭地域を拠点に、トレイルハイク、カヤック、SUP、沢登りなど、豊富なアウトドアアクティビティを提供しています。
お仕事として、各アクティビティのガイドやツアーの補助、企画に取り組んでいただきます。
6.㈱タツイ(鮮魚の加工、販売)
冷凍海産物の通販業務

冷凍海産物の製造・梱包・受注業務を行っています。
受注伝票を見ながらの商品梱包や、冷凍庫内での作業があります。
7.源与門(老舗鰻屋)
うなぎ料理専門店のホールスタッフ
若狭町は観光地として有名で、その中でも三方五湖が観光のシンボル。お客様へのお出迎え、席への案内、注文を伺い、料理や飲み物の提供、清掃が主な業務となります。まかないもありますよ。
8.㈱美十(お菓子の製造、販売)
おみやげのお菓子の製造
お菓子の加工・検品・箱詰め作業、京都を代表する生八ッ橋に使用する餡の製造・玄米から仕入れて米粉にする作業、ラスク用パンの製造など様々な内容のお仕事に取り組んでいただきます。
9.㈱等愛会
高齢者サービス施設での食事準備・館内清掃・接客

若狭町内には2事業所があり、お仕事としては、施設入居者の食事の準備や、館内の清掃などに取り組んでいただきます。
移住に最適な〝ほどよい田舎〟若狭町のくらし
<ライフスタイル>
若狭町は、海と山に囲まれた自然豊かな環境の中で、ゆったりとした時間が流れる町です。京都や大阪へのアクセスも良く、自然に囲まれながら都市圏にも行きやすいほどよい田舎の暮らしが魅力で、はじめての移住には最適な環境。
若狭湾の新鮮な海の幸や里山の恵みを身近に感じながら、四季の移ろいとともに暮らすライフスタイルが広がっています。
この町の特長は、町内に海・川・湖の三つの水辺環境がそろっていること。三つの水辺が同じ町にそろう地域は全国でも多くありません。
若狭湾の海、清らかな川、三方五湖をはじめとする湖の風景が日常のすぐそばに広がり、豊かな水辺の自然に囲まれた暮らしが実現しています。
海辺の散策や釣り、カヤックなどのマリンアクティビティ、川遊びやトレッキング、湖畔のサイクリングなど、自然を舞台にした多彩なアクティビティも身近に楽しめます。
また、町内には歴史ある古民家が点在し、熊川宿をはじめ、伝統的な日本家屋の趣を感じられる街並みも残されています。
自然とともに過ごし、アクティブにも穏やかにも暮らせる——それが若狭町ならではのライフスタイルです。

<利便性>
日常の買い物は町内でほぼ完結。スーパーやコンビニ、ドラッグストアもあり、不便はありません。
移動は車が中心ですが、渋滞も少なく快適です。
冬は数回雪が降りますが、除雪体制が整っており大きな支障は少なめ。医療機関も複数あり、安心して暮らせます。
<周辺施設・まちの雰囲気>
大規模な商業施設や繁華街はありませんが、地域に根ざした飲食店があり、顔の見えるあたたかなつながりがあります。
自然の豊かさと穏やかな人のぬくもりを感じられる町です。

マルチワークは地域と新たな人生への入口
ここまで見てきたように、マルチワークは、一つの仕事を極めるための制度というより、地域の中で自分に合う仕事や居場所を見つけるための入口です。いろいろな仕事を経験して、人脈が広がり、自然と地域に溶け込める新しい働き方。そこで得られた力や人とのつながりは、別の地域に行ってもきっと生きる、あなた独自のキャリアにもなります。
マルチワークを通じて地域に入り、仕事と暮らしを確かめながら、自分に合う道を見つけていく。働き方を変えることで、人生を変える。そんな一歩を若狭町で始めてみませんか?
若狭町 移住相談のご案内
4月19日(日)20日(月)
「マルチワークという働き方で、暮らしも仕事も自分らしく」
イベント「福井のサバ缶フェア」会場内にて、 福井県若狭町への移住相談を実施します。仕事や暮らし方、地域での生活についてなど、 気になることを気軽にご相談いただけます。
■日時
2026年4月19日(日)・20日(月)
■場所
KITTE大阪 2F HOKURIKU+ (JR大阪駅 西口直結)
■内容
若狭町での暮らしや仕事、マルチワークという働き方についてのご相談対応
■イベントについて
会場では「福井のサバ缶フェア」を開催中。
若狭宇宙鯖缶をはじめ、福井のサバ缶が楽しめます。

マルチワークに関心・興味がある方。移住相談に参加したい方は、下記のLINEのQRコードを読み込んでいただくか、「お問い合わせメール」のリンクを+タップしてください。現地訪問ご希望の方は、訪問希望時間を記載いただければ担当者が対応いたします。お待ちしております!
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