JRN系列ラジオ番組「地方創生プログラム ONE-J」で、TURNSとのコラボレーション企画が放送されています(毎月第3週日曜日)。メインパーソナリティは女優の本仮屋ユイカさん。ゲストコメンテーターとしてTURNSプロデューサーの堀口正裕が出演し、地方で魅力的な取り組みをしている人や団体、名産物などを紹介しています。
9月17日(日)の放送では、本仮屋さんが群馬県中之条町の彫刻家が作り出すクラフトチョコレートを体験しました。
『堀口正裕の全国みやげ話』
彫刻家が作るチョコレートの魅力を語る!
地域の魅力を伝え、地方で働く・暮らす・関わり続けるためのヒントを発信するTURNS堀口さんがこの1ヶ月間、津々浦々を訪れて見てきた話をしていただきます。
この日、堀口さんが紹介するのは、群馬県の中之条町。
この町で、現在開催中の『中之条ビエンナーレ』という2年1度開催される芸術祭は、約1万5000人という町の人口に対して、開催期間中40万人もの人が集まるビッグイベントです。
アーティストは特色ある山村地域に開かれたアーティスト・イン・レジデンスで滞在制作を行い、その成果を中之条ビエンナーレで発表します。
町中一体が展示場になっているイベントで、地元にも愛されています。
そんな中之条ビエンナーレをきっかけに、群馬県に移住したアーティストがいます。
その方は、彫刻家の西岳 拡貴さんです。
同イベントをきっかけに地域おこし協力隊として2018年に移住。
現在、群馬県を中心にアーティストとして活動中です。
西岳さんは地域の人から“身近なアーティスト“として、仕事を依頼されることもしばしば。
地元の商店街から「エコバックのデザイン」の依頼を受けた際には、
その商店街を通学路にしている高校生と一緒にバッグのデザインを考えたことも。
商店街の人たちは高校生と話す機会が生まれて、町の歴史を知るきっかけになるようになりました。
こうした経験を生かしながら、アートを通じて地域をつなぐ活動にも尽力されてきたアーティストです。
この日は、そんな西岳さんが作った作品をスタジオに用意しました!
それが、中之条の山並みをデザインしたクラフトチョコレート。
普通の板チョコだと均等に溝があるため、きれいに割ることができるのに対して、こちらのチョコレートは、厚さが不均一。
チョコを割るときの感情や思いが力に反映されることから、
その日によって割れ方も変わってきます。
そうなると口当たりも変わってくるためことから、“一期一会の味”を楽しめる仕組みになっています。
そんな西岳さんの思いが詰まったクラフトチョコレートを本仮屋さんも実食!
本仮屋「おいしい!!とってもなめらかでビターな感じ!形もすっごくおもしろい!」
アーティストと地域の人との関係性を表現した素敵な作品に本仮屋さんも感動の様子でした。
地方創生プログラム ONE-J
毎週日曜日の午前8時から10時まで、TBSラジオなどJRN(ジャパンラジオネットワーク)加盟の全国32局で生放送中。女優の本仮屋ユイカさんがメインパーソナリティを務め、「地方創生」をテーマに地方の魅力や日本各地の新しい取り組みを紹介。地方活性化のために日夜、挑戦している人、団体、企業の方々が出演し、日本全国に「明日を前向きに生きていくための元気になるヒント、気づき」を届けます。