よく働き、よく遊ぶ。自然とともにこだわりのモノづくりを

株式会社スノーピーク 本社(新潟県三条市)

新潟県燕三条市に本社がある株式会社スノーピーク。アウトドア用品の企画・製造・販売をメインに手がけているアウトドアメーカーの同社は、これまでの常識を覆す製品を数多く生み出してきました。高い品質と美しいデザイン性を兼ね備えた商品、山井社長率いるスノーピークスタッフ一体になって仕掛けるブランド力は、国内にとどまらず、世界中のユーザーから絶大な支持を集めています。

マウンテンギア、キャンプ用品を主軸とし、2014年からは、都市でも着られるアウトドアウェアを展開する「アパレル」と、都市部での自然とのふれあいを提案する「アーバンアウトドア」という新しい事業も始動し、革新的な取り組みを続けています。

 

スノーピークには現在、約200名の精鋭スタッフが所属。日本全国、世界の各地で働き、同社の躍進を支えています。同社の精神や、求められる人材について、人事担当の桑山理沙さんにお話を伺いました。

 

「The Snow Peak Way」をともにめざせる仲間を

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スノーピークが掲げる企業理念「The Snow Peak Way」

 

私達スノーピークは、一人一人の個性が最も重要であると自覚し、同じ目標を共有する真の信頼で力を合わせ、自然指向のライフスタイルを提案し実現するリーディングカンパニーをつくり上げよう。
私達は、常に変化し、革新を起し、時代の流れを変えていきます。
私達は、自らもユーザーという立場で考え、 お互いが感動できるモノやサービス提供します。
私達は、私たちに関わる全てのモノに良い影響を与えます。

 

この理念に共感した仲間たちが集い、業界にイノベーションを起こしつづけているのです。

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そのなかでもとくに大切にしているのは“自らもユーザーである”ということ。

「自らもアウトドア愛好者だった創業者の山井幸雄の代から、つねに自分もいちユーザーであるという思いを大切にしています」。と桑山さん。

スノーピークでは、「snow peak way」と題したキャンプイベントを、毎年全国各地のキャンプ場で開催しています。ユーザーとスタッフがともにキャンプをし、自然の中でたき火を囲みながら同じ時間を過ごし、直接ユーザーの声も聞く。それが製品づくりに活かされていくこともあります。山井社長もほぼ全てのSnow peak Wayに参加をします。

「実際にお客様とスタッフが顔を合わせて、自然のなかでともに時間を過ごすことで、より良い製品の開発につなげるなど、ユーザー目線を徹底的に追求しています。」

 

四季の変化を体感できる、理想的な環境で働ける

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本社があるのは三条市の中心部から車で30分ほどの丘陵地帯。キャンプフィールドを隣接させている敷地は、「自然のなか」という表現が、じつにしっくりきます。四季の移り変わりを体感しながら働くことのできる魅力的な場所です。

この立地もまた、“自らがユーザーである”ことを体現しています。製品を開発するにあたって目の前に広がるキャンプフィールドで製品を納得いくまで試し、実施にキャンプをしにくるお客様の声をダイレクトに知ることができるという環境は、>アウトドア・ブランドとして理想的であり、強みでもあります。

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「当社が最終的にめざすところは『人間性の回復』。アウトドアをライフスタイルと捉え、自然指向の暮らしを日々の生活に取り込むことで、自然のなかで生きる力、人と人とのコミュニケーションなど、現代社会で失われつつある『人間性』を、事業を通じて取り戻すことを目標に掲げています」と桑山さん。

「社屋は、自然との調和を徹底的に考え、設計されました。本社とそれを取り巻く環境自体が、スノーピークの理念を体現したものとも言えますね。」

 

自然の中で働ける環境と、スノーピーク製品に憧れ、移住を決意

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スノーピークに入社して新潟に移住した社員の声も聞いてみました。

2013年にスノーピークへ入社した小玉満塁さんは、同社のウェブ関連全般を管轄する運営マネージャーとして、新潟県三条市の本社に勤務しています。秋田県出身の小玉さんは、専門学校を卒業後、東京都内のアパレルメーカーでECサイトの構築と運営を担当し約10年勤務。その後、スノーピークに転職し、燕三条へ移住しました。

スノーピークに転職したきっかけを伺うと、「自然の近くで働く生活に憧れていました。もともと登山やキャンプなどのアウトドアが好きで、オフの息抜きはもっぱら外遊び。きっかけは、登山に行くようになったことです。登山用の道具って、信頼がなければ使えないですよね。そうすると、必然的に“良いモノ”にこだわるようになります。モノへのこだわりが強くなればなるほど、スノーピークブランドに強く惹かれていきました」

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新潟県三条市と燕市の一帯である燕三条地域は、古くからの金属加工の町。創業時、金物問屋だったスノーピークは、登山が趣味の創業者が、当時流通していた登山用具への不満から、オリジナルの登山製品を創り出しました。そして現在の山井社長になり、テントをはじめとするオートキャンピング用品を展開。

「自分が使いたいと思うものを作る」という思想でユーザー目線を貫きつづけ、現地の地場産業の技術を活かし、永久保証をつけるほど徹底した品質へのこだわりによって、いまのような、世界中に多くの熱狂的なファンを抱えるブランドに成長したのです。

 

「よく働き、よく遊ぶ」を思う存分、味わえる環境

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小玉さんの新潟移住の決め手は何だったのでしょうか。

「最終面接で、はじめて本社に来ました。自然がすぐ近くにあって、仕事に全力で打ち込める設備もあることに驚き、即座に『ここで働きたい!』と。こんな恵まれた環境は、ほかにないと思いましたね」すぐに本社勤務を希望し、配属されました。

「個人的に、移住するというのは『仕事』があってこそ。自分が本気で会社を好きになり、その会社のために本気で働きたい。そう思えなければ、移住は厳しいだろうとは思っていました」と小玉さん。海、山、川があり、自然へのアクセスが容易な新潟県は、まさに理想のフィールド。ともに出かける仲間も多いとか。

「社内にはアウトドアが好きな仲間が大勢います。しかも、みんな本気で取り組む人ばかり。仕事にも遊びにも本気で打ち込める毎日は、本当に充実しています」思う存分働き、思う存分遊ぶことのできる同社は理想的だと何度も話してくれました。

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今後の展望についても伺いました。

「社内全体として、業界のトップをめざそうという目標があります。私は、ウェブの分野で、業界自体のイノベーションにつながる仕事をして、会社だけでなく業界全体に貢献していきたい。『スノーピークさんのやることって、格好いいよね』と言われ、他社さんからも『まねしたい!』と、そう思ってもらえるような状態を目指しています」

本気で取り組める仕事、それを分かち合える仲間、豊かな自然環境。すべてが揃った環境で充実した日々を送る小玉さん。よく働き、よく遊ぶことを大切にしながら、今後も挑戦は続いていきます。

 

求める人物像

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最後に、求める人材像について桑山さんにお聞きしました。

「スノーピークが求める人物像として、もっとも重要視しているのがイノベーティブ(革新的)であること。挑戦を続ける同社には、欠かせない要素です。しかし、求めるのはそれだけではありません。

革新的であるのはもちろんのこと、当社では“リ・エンゲージメント”のできる方とともに働きたいと考えています。ユーザー様とはもちろんの事、会社や仲間に対する愛着心であるエンゲージメントが高いだけでなく、“自らをより深く、より高める”ことを日々考えつづけ、成長につなげることができる。そんな方であれば、充実した日々を送ることができると思います」

 

地方に本社を置く企業でありながらも、都市部から移住した社員が多いのも特徴です。

「本社で働く社員には、東京などの大都市圏からUターン、Iターンをしてきた方が数多くいます。就職をきっかけに初めて新潟県へ移住してくる方でも安心して働いていただける環境だと思います。」

「地方に本社があるという事が、のんびりゆったりしたイメージを持たれるケースがありますが、当社の場合は、創業60年余りですが、現在も成長を加速している状況です。ですから、“都心のスピード感に疲れたから、地方へ・・・”という転職パターンやライフスタイルにはそぐわないのが現状。一方で、自然豊かな環境での就業は格別のものであり、充実したワークライフバランスを保つことができるのは魅力の一つです」

 

会社のさらなる成長を見すえる上で、今後は社内の各分野も一層の強化していくそう。その上で求めるのは、単にアウトドアが好きなだけではなく、大切な想いを共有した上でともに働いてくれる新しい仲間。

挑戦しつづけ、一緒に時代をつくる!という意気込みを持った方の募集を、お待ちしています。

                   
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