外国人住民と地域の交流を育む
多文化共生のまちづくりに挑戦する
燕市地域おこし協力隊を募集!

応募締切:令和8年8月31日(月)

外国人も暮らしやすいまちを、一緒につくりませんか?

新潟県のほぼ中央に位置する燕市は、スプーンやフォークなどの金属洋食器をはじめとした「ものづくり」が盛んなまちです。東京へは新幹線で約100分、県内の主要都市へも車で1時間以内と交通アクセスも良好。のどかな田園風景が広がり、海も山も近く、自然を身近に感じながら暮らせます。

燕市の人口は74,816人(令和8年7月末時点)で、このうち約937人が外国人住民です。その数は年々増加しており、地域社会を支える大切な存在となっています。しかし、言葉や文化の違い、生活に必要な情報を十分に得られないことなどから、孤立してしまう方も少なくありません。

こうした状況を踏まえ、外国人住民と地域住民をつなぎ、誰もが安心して暮らせる地域づくりを進める「多文化共生推進員」を募集します。

「多文化共生推進員」を募集! ミッションは…

燕市では、地域おこし協力隊として活動する「多文化共生推進員」を募集しています。

\主な活動内容はこちら/

① 外国人住民と地域をつなぐ、交流の場をつくる
外国人住民が地域で「知り合い」や「気軽に相談できる人」と出会えるきっかけや、地域住民がさまざまな文化や価値観に触れ、多文化への理解を深める機会づくりに取り組みます。具体的には、交流会やイベントの企画・運営などを通して、外国人住民と地域住民が、お互いを理解し合える関係づくりを進めます。

②「やさしい日本語」を地域に広げる
燕市で暮らす外国人のために、生活に役立つ情報をまとめた「外国出身者向け燕市生活ガイドブック」の再構成に取り組みます。
また、「やさしい日本語」の普及を進め、外国人住民との円滑なコミュニケーションにつなげます。

③あなたの得意を、地域の力に変える
得意なことや興味を生かした活動に挑戦できます。地域での活動を通じて見えてくる課題やニーズに対し、自分らしい視点やアイデアで新たな価値を生み出し、「自分だからできる仕事」をつくり上げていきます。

 

ともに働く担当職員の方に聞きました

「多文化共生推進員」とともに活動する燕市地域振興課の担当職員・亀倉未央さん、小黒美句さん、酒井奈弥さんに、活動内容や求められる役割、この仕事の魅力について伺いました。


左から亀倉さん、酒井さん、小黒さん

――「多文化共生推進員」を募集する経緯を教えてください。

亀倉 燕市では外国人住民が増加し、外国人の方が経営するお店や施設も増えるなど、まちの中で外国人住民の存在がより身近になっています。一方で、言葉や情報の受け取り方、地域とのつながりづくりなど、さまざまな課題も見えてきました。

そこで、「燕市国際交流協会」と連携しながら、外国人住民と地域住民が理解し合い、互いに安心して暮らせるまちづくりを進めるため、新たに「多文化共生推進員」を募集することにしました。

これまでの取り組みの中では、市から発信する情報が外国人住民にきちんと届いているのか、正しく理解されているのかを把握しきれない状況がありました。

また、地域住民と外国人住民が交流できる機会を設けても、外国人住民への情報発信や呼びかけが十分に行き届かず、参加につながりにくい現状もあります。

こうした課題に対して、市の職員だけでは担いきれない「外国人住民へ情報を届ける役割」や、「地域に出向いて信頼関係やコミュニティを築く役割」を担っていただきたいと考えています。

――「多文化共生推進員」には、どのような活動を期待していますか。

亀倉 まずは、積極的に地域に出てさまざまな人と会い、対話を重ねながらつながりを築いていってほしいです。私たち職員は事務作業が中心となるため、多文化共生推進員には、日頃から地域との関係づくりを進めたり、暮らしの様子を把握したり、フットワークの軽さを生かして柔軟に現場へ入り込んで活動していただきたいと考えています。

また、SNSなどを活用し、外国人住民の皆さんが燕市で安心して暮らすために必要な情報を、わかりやすく届けてほしいですね。

小黒 現在、燕市にどのような外国人住民が暮らし、どのような困りごとを抱えているのか、市として把握しきれていない部分があります。まずはコミュニケーションを大切にしながら、一人ひとりの声や生活の実情を丁寧に聞き取っていただきたいです。そうして集めたリアルな声をもとに、外国人住民の方々だけでなく、地域全体がより暮らしやすくなるための施策を、具体的に検討していきたいと考えています。

酒井 現場に出て「こんなことで困っている」「こんな情報が欲しい」という声を拾い、それを反映したイベントや取り組みを企画する……といった好循環を生み出していただきたいですね。ゆくゆくは、燕市に暮らす人々が国籍を問わずつながり合い、必要な情報が自然と届く「仕組みづくり」まで担ってもらえることを期待しています。

――言語や暮らしのサポートについて、具体的にはどのような活動を考えていますか?

亀倉 現在、燕市では「外国出身者向け 燕市生活ガイドブック」を発行しています。ただ、現行のガイドブックは日本語の表現が硬く、文字数も多いので、外国人住民にとって必ずしも読みやすいものになっているとは言えません。

一方で、近年では「やさしい日本語」を活用し、外国人の方と円滑にコミュニケーションを図ろうという取り組みが全国的に広がっています。燕市でも、市職員などを対象に「やさしい日本語研修」を実施するなど、普及に取り組んでいます。

こうした背景を踏まえ、今年度は「燕市生活ガイドブック」を「やさしい日本語」で分かりやすく伝えられる内容へ再構成する取り組みを進めています。多文化共生推進員には、その作業にも関わっていただきたいと考えています。実際に外国人住民の方に「この表現は分かりやすいか」「この情報で困らないか」と意見を聞きながら、より伝わる日本語へ改善していくような作業を想定しています。

▶️ 「外国出身者向け 燕市生活ガイドブック」についてはこちら

 

――最後に、「多文化共生推進員」に関心のある方へ、メッセージをお願いします。

小黒 地域へ出て多くの方と交流しながら、自分自身のアイデアを発揮して活動に取り組めるお仕事です。配属先となる地域振興課も明るく話しやすい職員ばかりなので、一緒に楽しく活動していけたらと思います!

酒井 外国人住民の方々と関わることで、新たな気づきや視点を得ることができます。それは、誰もが暮らしやすい地域づくりや、新たな燕市の魅力発信にもつながり、まち全体の発展にも結びついていくと考えています。ぜひ、広い視野を持ち、新しいことに挑戦できる方に来ていただきたいです。

亀倉 これまで燕市が取り組んできたことに対しても、「もっとこうしたら良くなるのではないか」と、多様な視点から新しい提案をしてくださる方を歓迎します。

地域住民や外国人住民の皆さんと、お互いの文化を尊重しながら、小さな「楽しい」をたくさん見つけてほしいですね。例えば、地域のお祭り準備を手伝いながら、「わっしょい!」という掛け声で一緒に盛り上がったり、それぞれの国の習慣や文化への理解を深め合ったり。外国人住民の方が持つ料理やスポーツなどの得意分野をテーマにしたイベントを、地域住民と一緒に企画・開催するのもいいですね。

日々の活動そのものが、隊員の方にとってもわくわくする新しい出会いの連続になるはずです。あなたの得意なことや「好き」を生かして、地域に新しい彩りを加えてくださることを楽しみにしています!

 

こんな方をお待ちしています!

✅海外旅行や語学学習など、異文化に触れることが好きな方

✅外国の文化に関心があり、多文化共生について学び・関わりたい方

✅人との交流やコミュニケーションを楽しめる方

✅イベントの企画・運営に挑戦してみたい方

✅コミュニティづくりに関心がある方

デスクワークだけではなく、地域に足を運んで「人に会う」ことが中心のお仕事です。外での活動や、さまざまな人との出会いや対話を楽しみながら活動できる方にぴったりです。

 

1日の活動イメージ

8:30-9:00   連絡事項の共有、メール対応、当日のタスク整理

9:00-10:30  企画業務(イベントの企画書作成、情報発信資料の作成など)

10:30-12:00   関係機関との打ち合わせ(国際交流協会、地域団体など)

12:00-13:00   昼食

13:00-15:30   フィールドワーク(外国人住民が勤務する企業訪問、店舗・施設巡りなど)

16:00-16:30   Instagram更新、翌日の準備、情報収集

 

1年間のスケジュール(予定)

【4月】
・外国人のための生活ガイドブックの更新
・日本語教室見学

【5月~6月】
・交流イベントの企画
・多文化共生に関する研修への参加

【7月~12月】
・交流イベントの準備、実施、実施報告書作成
・地域のイベント等への参加
・「やさしい日本語研修」への参加
・交流会実施時の多文化共生に関するアンケート調査・分析
・次年度事業計画の素案作成

【1月~2月】
・多文化共生推進に関する広報活動
・次年度に向けた引継ぎ準備

【3月】
・1年間の活動振り返り
・次年度に向けた企画検討

 

3年間の活動イメージ

【1年目】

地域を知り、人とつながる

・燕市の「まち」「ひと」「くらし」を知り、地域に関わるさまざまな人とのつながりを築く
・地域と職場に慣れる(デスクは燕市役所に設置予定。担当職員や地域おこし協力隊OGに相談できる環境があります)
・多文化共生に関わる団体・機関との関係づくり(燕市国際交流協会、日本語教室、市民団体などとの連携)

【2年目】

企画を実践する

・企画した事業を地域住民・外国人住民を巻き込みながら実行する
・事業の成果や地域の魅力をSNS、広報誌などで積極的に発信
・外国人住民の生活状況や困りごとを把握し、地域でできる支援や取り組みを検討

 【3年目】

地域に根付く仕組みをつくる

・立ち上げた事業を地域住民や団体へ引き継ぐための体制づくり
・任期後の選択肢(起業、関連団体への就職など)について具体的に検討

 

こんなサポート体制があります!

地域おこし協力隊として安心して活動をスタートし、地域に根付きながら挑戦できるよう、さまざまなサポート体制を整えています。

市役所職員が活動を伴走
市役所内で研修や業務の引き継ぎを行い、担当職員が日々の活動をサポートします。

地域に馴染むためのきかっけづくりをサポート
地域の各団体や企業、コミュニティなどをご紹介し、地域とのつながりづくりをお手伝いします。

悩みを相談できる環境
活動や生活の悩みについて、市職員や担当者へ相談できる機会を設けています。​

地域に活動を知ってもらう機会
広報誌への掲載や活動報告会などを通じて、地域おこし協力隊の取り組みを市民へ届けます。

任期終了後の定住・キャリア形成をサポート
3年後の地域おこし協力隊卒業後も地域で活躍できるよう、定住や起業・就業など将来の選択肢を見据えた活動をサポートします。​

協力隊OB・OGからのアドバイス
燕市では、地域おこし協力隊のOB・OGが複数名定住しています。必要に応じて先輩隊員へ相談できる環境があります​。

 

新潟県燕市ってどんなまち?

新潟県のほぼ中央に位置する燕市。新幹線の駅名「燕三条駅」や「燕三条」という名称を目にする機会が多いため、「燕三条市」があると思われがちですが、実は燕市と三条市はそれぞれ独立した市です。

北陸自動車道・三条燕ICや上越新幹線・燕三条駅があり、交通アクセスは良好。東京へは新幹線で約100分、新潟市や長岡市など県内の主要都市へも車で1時間かからずに行くことができます。

コンパクトな市内には、買い物施設や病院などがそろい、日々の暮らしに便利な環境が整っています。のどかな田園風景が広がり、海や山も身近にあり、休日には弥彦山や日本海へ気軽に出かけられます。

また、燕市はスプーンやフォークなどの金属洋食器をはじめ、世界に誇る金属加工の技術で知られる「ものづくり」のまち。工場見学やものづくり体験ができる施設もあり、地域の産業や文化に触れられるのも魅力の一つです。

男性の育児休業の取得を後押しする取り組みや、高校卒業まで医療費助成を受けられるなど、子育て支援も充実しています。近年は20~30代を中心に県外から移住する人も増えており、移住先としても注目されています。

伝統を大切にしながら、常に新しい挑戦を続ける風土。そして、豊かな自然と暮らしやすさがそろった燕市は、まさに「ちょうどいいまち」です。

応募を考えている方へ。
オーダーメイド型の移住体験ツアーのご案内

「燕市って、どんなところだろう?」と気になった方は、オーダーメイド型の移住体験ツアー「ツバメビト移住ツアー」をご利用ください。

実際にまちを歩き、燕市の雰囲気や地域で暮らす人たちの人柄に触れることで、地域おこし協力隊として活動するイメージも、より具体的に描けるはずです。

この移住ツアーでは、市役所の担当職員が事前にオンラインで面談を行い、行きたい場所や見てみたいことをヒアリングした上で、あなただけのプランを作成します。ものづくりに関心のある方であれば、工場や史料館を巡ったり、子育て世帯の方であれば、住まいの候補地や保育園、スーパーなど生活環境を確認したりと、一人ひとりのご希望に合わせてご案内します。また、タイミングが合えば、現役の地域おこし協力隊と顔を合わせて話すこともできます。

ぜひこの機会に「ツバメビト移住ツアー」を活用して、一度燕市を訪れてみませんか。

▶️「ツバメビト移住ツアー」の詳細・お申し込みはこちら

 

外国人住民と地域をつなぎ、多文化共生の輪を広げていくこと。人との出会いや交流を通じて、自分自身も地域の一員として成長できることが、この仕事の大きな魅力です。

少しでも興味を持った方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。燕市での新しい挑戦を、燕市がサポートします。

取材・文:内藤千裕 写真:永島実樹

都道府県+市町村新潟県燕市
募集状況募集中
勤務地燕市役所 地域振興課
雇用形態燕市の会計年度任用職員
※期間は採用された日から令和9年3月31日まで。
次年度からは毎年度委嘱し、最長 3 年間まで更新可能となります。
※任期は 3 年間ですが、任期終了後も引き続き燕市内に定住し、地域の活性化
のためにご活躍いただけることを期待します。
給与時給1,389円 (1年度目の場合)
・燕市会計年度に要職員報酬に準ずる。
・その他、期末手当あり
・退職手当等は支給なし
福利厚生社会保険(健康保険・厚生年金・雇用保険等)への加入あり。
有給休暇あり(市の条例を適用)。
住居費の補助あり(月額上限50,000円)。
引越しに要する費用、水道光熱費、通信費、自治会費等は個人負担となります。
活動用の車両、備品等は必要に応じて貸与します。
活動に必要な消耗品、出張が発生した場合の旅費等は支給します。
地域おこし協力隊員を対象とした研修への参加を予定しています。
勤務時間原則 月20日勤務
8時30分~16時30分もしくは9時00分~17時00分 (7時間(うち1時間休憩))
※活動内容によって夜間の会議やイベント従事、土日若しくは祝日に勤務となる場合があります。
応募資格・申し込み時点に三大都市圏及び都市地域等(*1)
(過疎、山村、離島、半島などの地域に該当しない市町村)に居住(住民票がある)する方
・採用後、燕市へ住民票を異動させ、燕市内に居住できる方
・地域住民と積極的にコミュニケーションを図り、地域を元気にするために意欲的に行動できる方(居住地の自治会に参加していただきます)
・普通自動車運転免許を取得または活動開始までに取得見込みであり、日常的な運転に支障のない方
・市の条例及び規則等を遵守し、職務命令等に従うことができる方
・地方公務員法第 16 条(*2)の欠格事項に該当しない方
・心身ともに健康で誠実に職務を行うことができる方
・パソコンの一般的な操作(ワード、エクセル、電子メール、SNS 等)ができる方
・土日祝日夜間の勤務、会議、行事参加等の不規則な勤務体制に対応できる
募集期間令和8年8月31日(月)まで
選考プロセス①第一次選考
応募用紙をもとに書類選考し、結果を文書にて応募者全員へ通知します。
②第二次選考
第一次選考合格者を対象に面接を行います。詳細は第一次選考結果を通知する際にお知らせします。
③最終選考結果の通知
第二次選考後10日前後を目安に選考結果を第二次選考対象者全員に通知します。
④その他
応募にかかる費用(書類申請、面接に伴う交通費等)はすべて応募者の自己負担となります。また提出された書類はお返ししません。
採用問い合わせ先〒959-0295 新潟県燕市吉田西太田 1934 番地
燕市役所 地域振興課 協働推進係
TEL:0256-77-8361 /FAX:0256-77-8305
mail:chiiki@city.tsubame.lg.jp

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