元旦に発生しました「令和6年能登半島地震」の影響で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。氷見市でも一部地域で復旧活動が続いておりますが、現在は復興へ向けて歩み始めております。氷見の魅力あふれるお店を次世代につないでいくためにも、ぜひその魅力を体感しに、氷見までお越しいただけることをお待ちしております。
あなたのやりたいことが、富山県氷見市で叶うかも!?
毎年開催させていただいている 氷見市ビジネスサポートセンター「Himi-Biz(ヒミビズ)」とのコラボ企画!昨年度に続き、オンラインセミナーと現地ツアーの二本立てでお届けします!
第2弾の現地ツアーでは、氷見市内で事業承継をして起業・創業した方々を訪ねながら、創業に至るまでのお話や起業の選択肢の一つとしての “事業承継” の魅力やポイントなどを直接伺っていきます。さらには、実際に後継者を募集しているお店や事業者さんのもとを訪ね、どんな想いでお店や事業を継いでほしいのかなど、リアルな声を聞いていきます。
▼イベントで学べること
・事業承継をして起業した先輩アトツギ経営者の体験談
・事業を譲った先輩経営者のホンネ
・事業承継(起業)に向けた流れと計画づくり
・事業承継に向けた専門家との連携のポイント
・後継者募集をする経営者の想いと考え など
… and more!
先輩事業者として訪問するのは、12月に開催したオンラインセミナーでも登場いただいた「天然温泉 浜辺の宿あさひや」 オーナーの池田匠さん。もともと氷見市にあった民宿を事業承継する形で創業に至り、今では人気宿として注目を集めるだけでなく、プリン専門店もオープンさせている先輩起業家のひとりです。
もう1軒は、氷見市で親しまれてきた和菓子店「日名田屋餅店」を昨年事業承継した松木功太さん。もともと氷見市内で同じく老舗の和菓子店を営んでいる松木さんは、先代店主のサポートも受けながら人気商品だった “もちパイ” の味の承継にもチャレンジされているそう。
また、後継者募集をしている事業者訪問では、ともに氷見市で長年愛されてきたお店を巡ります。
1軒目は、1956年のオープン以来、2代に渡って氷見市でレストランを営む「レストラン トロイカ」さん。氷見牛のステーキを市内で提供している唯一の個人店です。ご自身も東京の有名フレンチレストランでの修行を経て、先代であるお父様が開業したレストランを継ぎ、現在に至るまで40年以上、お店を切り盛りしてきた店主の谷内吉成さんにお話を伺っていきます。
『今ある店舗の設備や道具など活かしてくれる方がいれば、必ずしも同じ業態にはこだわっていません。ぜひ氷見市で愛されるお店として続けてくれる人に出会えたら。』との想いで後継者を募集されています。
そして2軒目は、農家レストランとして注目を集めてきたお店「稲泉農園カフェ・オーチャード」さんを訪ねます。2007年に現オーナーの稲泉修さんが脱サラをしてはじめた有機・減農薬栽培にこだわった農園と、その畑で採れた新鮮な季節の野菜や果樹を使ったメニューが評判のお店です。
自然と隣り合わせで営んできた農家レストランだからこそ、昨今の異常気象から従来のスタイルで農園を営んでいくのは厳しいと判断し、新たなスタートを切るために後継者を募集しています。
『この土地で育まれた新鮮で美味しい旬の食材を活かした料理を提供したいと考える人に継いでもらえたら』と現オーナーの稲泉夫妻は話します。
ハードルが高く感じる事業承継かもしれませんが、起業・創業する上で “事業承継に興味がある” という方にとっては、実際に経験された方々の話を聞ける貴重な機会です。地方での起業・創業のヒントを得たい!お店を開業するのに模索している!という方がいましたら、選択肢のひとつとしての「事業承継」について一緒に探ってみませんか?
\氷見市を体感する、氷見まちなか巡りツアーも同時開催!/
初めて氷見市を訪れた方や氷見市への移住を検討する方向けに、氷見市内を散策する「氷見まちなか巡りツアー」も同時開催します!まちの概要(歴史、成り立ち)の紹介から、空き家情報、まちなかにある移住者のお店やホットなスポットなどご紹介します。氷見での “暮らし” に興味のある方はぜひ、ご参加ください!
<スケジュール予定>
10:30 氷見駅集合・IJU応援センターへ移動
10:40 IJU応援センターで藤田さん自己紹介+氷見の紹介
11:00 中央町付近を散策(いくつかの事業者訪問も含む)
11:45 IJU応援センターにて質疑応答
12:00 各自ランチ
※スケジュールは予告なく変更する場合もございますので、ご了承ください。
\富山県外から参加される方には、交通・宿泊費の補助も…!/
富山県では、富山県への移住を検討される方向けに、現地視察や現地ツアーに参加する際の交通費・宿泊費が補助される助成金制度があります!本イベントでもぜひご活用ください。
▼詳細・手続きは下記より
https://www.pref.toyama.jp/140401/iju/202204jyoseikin.html(※制度をご利用の際は、事前の活動計画書の提出が必要です)
富山県氷見市ってどんなところ?
富山県の北⻄、能登半島のちょうど付け根部分にある氷見市は、マグロに、寒ブリ、氷見いわしなど年間通じて15o種類以上もの魚が水揚げされ、日本海側でも有数の漁港として知られています。また、富山湾越しに見える立山連峰の雄大な景色は圧巻で、三方を囲まれた山々の谷筋には、独自の文化を育んできた里山集落が数多く広がっています。
氷見市は移住する上でのサポート体制も整っており、「氷見市IJU応援センター」では移住相談や空き家の紹介など移住全般に関するサポートのほか、移住希望者を対象としたオーダーメイドツアーなど独自の支援プログラムも用意されています。
さらに移住後の支援として、氷見まちづくり協議会が主催するセミナーでは、ビジネスプランの立案から実践までのサポートや店舗開業時の物件紹介など、アイデアを形にするところまで一気通貫での起業支援も行っています。
また、本イベントの共同主催者である、氷見市ビジネスサポートセンター「Himi-Biz(ヒミビズ)」は、市内の中小企業の経営相談や創業支援のアドバイスなどを行ってきた経緯から、2020年から事業承継のサポートにも取り組んでいます。
\補助金制度も充実!/
◎空き家関係
https://himi-iju.net/subsidy◎創業関係
氷見市創業支援事業補助金(上限150万円)、氷見市まちなか空き店舗等出店支援事業補助金(上限200万円)
https://www.city.himi.toyama.jp/gyosei/soshiki/shokoshinko/2/4/1881.html◎事業承継関係
氷見市継業支援事業補助金(上限100万円)
https://www.city.himi.toyama.jp/gyosei/soshiki/shokoshinko/2/4/8091.html
そんな充実した移住のサポートに加え、金沢まで車で1時間、北陸新幹線で東京まで2時間40分という立地の良さや、ひみ寒ぶりをはじめ豊富に水揚げされる新鮮な魚に、氷見牛・氷見うどん・氷見カレーなどのご当地グルメまで、食の豊かさも氷見移住の魅力のひとつとも言えます。
さらに、氷見市は市内各地で温泉が湧き出る「能登半島国定公園・氷見温泉郷」としても知られ、気軽に温泉に入れる環境まで整っており、ここまでくると、氷見に移住したくなる理由が誰しもひとつは見つかるのではないでしょうか?
\こんな方にぜひ!/
・氷見市への移住を検討している方
・地方での起業・創業を考えているけど、踏み出せていない方
・起業・創業の(ヒント)を探している方
・まちで受け継がれてきた仕事や文化に興味のある方
・事業承継に興味のある方 など
(写真一部提供:Tomorrowworks.)
- あなたのやりたいことが、富山県氷見市で叶うかも!?「アトツギ募集店舗ツアー」
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開催日 2024年2月23日(金) 時間 13:00〜17:00 会場 富山県氷見市内 定員 5名程度 参加費 無料
※現地までの交通費・宿泊費等は各自でご負担ください。
※応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。参加費補足 ※富山県外から参加される方は、交通費等の補助制度がご活用できます!
▶︎詳細・手続きはコチラ
(※制度をご利用の際は、事前の活動計画書の提出が必要です)主催 氷見市ビジネスサポートセンター/企画協力:TURNS(第一プログレス) スケジュール ※訪問先等は一部変更になる場合もございます。
13:00 オリエンテーション @Himi-Biz
13:15 事業承継による起業をした先輩のお店訪問
浜辺の宿「あさひや」/「日名田屋餅店」予定
14:35 後継者募集を実施中のお店の訪問
「レストラントロイカ」など予定
16:00 本日の振り返り・参加者交流会 @Himi-Biz
16:45 閉会予定
(17時完全終了)
- ナビゲーター
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岡田 弘毅/氷見市ビジネスサポートセンターHimi-Bizセンター長広島県呉市出身。 新卒で大手経営コンサルティング会社に入社。11年間中小・中堅企業の経営サポートに従事。 住宅、不動産やリサイクルショップ、楽器店、法律事務所など幅広い業種の中小企業経営支援に携わる。 2020年3月、氷見市ビジネスサポートセンターHimi-Biz(ヒミビズ)のセンター長に就任。開設3年6ヶ月で約4,000件の経営相談を行っている。堀口正裕/TURNSプロデューサー株式会社第一プログレス代表取締役社長
総務省地域力創造アドバイザー
国土交通省 二地域居住等の推進に向けた有識者委員、地域づくり表彰審査委員等、地方創生に関連する各委員を務める他、地域活性事例に関する講演、テレビ・ラジオ出演多数、全国各自治体の移住施策に関わる。東日本大震災後、豊かな生き方の選択肢を多くの若者に知って欲しいとの思いから「TURNS」を企画、創刊。地方の魅力は勿論、地方で働く、暮らす、関わり続ける為のヒントを発信している。プライベートでは、畑と合気道をこよなく愛する4児の父。