
2024年11月2日、千葉県の最東部に位置する海匝地域で、「豊かな食と、海のある暮らし」 生活体験ツアーが開催されました。銚子市・旭市・匝瑳市の3市からなるこのエリアは太平洋に面し、新鮮な海の幸はもちろん、肥沃な土壌で育まれる豊富な農作物にも恵まれています。都心から約2時間というアクセスの良さもあり、近年、都市部の子育て世帯を中心に移住先として注目を集めています。
このツアーでは、実際に海匝地域を巡りながら、移住者のリアルな体験談も聞くことができました。美しい自然に囲まれた海辺の暮らしや地域の魅力に触れた1日を詳しくレポートします!
千葉県海匝地域ってどんなトコロ?
千葉県の旧海上郡と旧匝瑳郡の頭文字をとり、「海匝地域」と呼ばれるこのエリアは、豊かな自然と多彩な産業に恵まれています。肥沃な平地や丘陵が広がり、県内でも有数の農業地帯として、米や野菜、花きの栽培が盛んに行われています。また、養豚や養鶏も盛業で、高品質な畜産物が生産されています。
沿岸漁業や沖合漁業も活発で、なかでも銚子漁港は日本有数の水揚げ量を誇ります。観光面では、雄大な景観が広がる犬吠埼や屏風ケ浦があり、訪れる人々に癒やしと感動を与える観光・保養地として人気を集めています。
イルカ・クジラウォッチングも楽しめる雄大な海
東京駅から特急しおさいに乗車し、2時間弱。車窓には次第に田園風景が広がり、都会の喧騒が遠ざかっていくのを感じます。
午前9時40分、ツアー参加者が銚子駅に集合。駅前には「ようこそ銚子へ」の看板が掲げられ、千葉県海匝地域振興事務所の方々が温かく出迎えてくれました。
銚子駅前ロータリー。
ツアーの最初に訪れたのは、銚子駅から車で10分ほどの場所にある銚子マリーナ海水浴場。東洋のドーバーとも称される屏風ケ浦に面し、穏やかな波が広がる美しいビーチです。隣接する名洗港海浜公園には、ゆったりとくつろげるテラスが整備され、ここから眺める夕陽はまさに絶景。訪れる人々を魅了します。
屏風ケ浦を前面に眺める銚子マリーナ海水浴場。
海水浴場のすぐそばにあるのが「銚子海洋研究所」です。ここでは、イルカ・クジラウォッチングのガイドツアーやサンセットクルージングが楽しめ、多くの観光客が訪れます。
銚子沖は、親潮と黒潮が交わる豊かな漁場。この恵まれた環境には多くの魚が集まり、それを狙ってイルカやクジラも姿を見せるのだそうです。
銚子海洋研究所。海や屏風ケ浦を眺めながらバーベキューを楽しめるスペースもあります。
大阪都心部から銚子へ。海のまちで海のいきものたちと共に暮らす
銚子海洋研究所の宮内代表の妻、大富奈穂子さんは大阪市出身。幼い頃からイルカのトレーナーを目指し、動物海洋専門学校へ進学しました。在学中に研修先としてやってきたのが、この銚子海洋研究所。卒業後、そのまま就職し、銚子での生活が始まりました。
大富奈穂子さん。
大阪の都心部で育った大富さんにとって、関西を離れるのは初めての経験。環境の変化は大きかったものの、「寮で他県出身の同僚と一緒だったので、寂しさはあまり感じませんでした。それに、仕事でイルカやクジラを間近で見られるなんて、夢のようでした」と、当時を振り返ります。
9年前に宮内代表と結婚。現在は、クルーズのガイドを務めるほか、会社の事務や経理、広報など幅広い業務をこなしながら、幼児から小学生までの3人の子どもを育てる母として奮闘しています。子どもたちの遊び場は、すぐ目の前に広がる砂浜。ときには一緒にクルージングの船に乗ることもあるそうです。
「海や里山に囲まれているので、遊び場には困りません。こちらは子どもの数が少ない分、地域の皆さんに温かく見守っていただいています」(大富さん)
ガイドの仕事や銚子での暮らしについて、楽しそうに語ってくれた大富さん。
また、近年は移住者も増加。新しくオープンするカフェなど、地域にも少しずつ変化が生まれているそうです。
「地元の農家の方が、収穫したキャベツを分けてくださることもあります。最近は移住者がオシャレなカフェを開いたりして、昔ながらの漁師町から、自然豊かな観光地へと変わってきているように感じます」(大富さん)
イルカやクジラを求めて訪れる観光客も増え、遠方からのリピーターも多いのだとか。
「首都圏から日帰りでも気軽に来られるので、何度も遊びに来てくださる方もいらっしゃいます。そんなに好きなら、いっそ移住しちゃえばいいのに(笑)」(大富さん)
海が好きな人にとっては、これ以上ないほど贅沢な時間を過ごせる場所。 イルカやクジラに出会えるだけでなく、地元の人々と温かい交流ができるのも、銚子の魅力なのかもしれません。
施設内には付近の海で見られる海洋生物を展示する「世界一ちっちゃな水族館」も。<銚子海洋研究所>
住所:千葉県銚子市潮見町15-9
https://choshi-iruka-watching.co.jp/
海と農業に恵まれたまちを一望できる「あさひビュー360」
次に訪れたのは、旭市役所。2021年に建て替えられた新しくスタイリッシュな建物で、最上階には「あさひビュー360」という展望スポットがあります。その名の通り、360度ガラス張りのフロアから市内を一望することができます。晴天の日には、太平洋や北総大地はもちろん、遠くの富士山や筑波山までクリアに見渡せることも。
旭市役所の新庁舎。平坦な地が広がる旭市の地形を思わせる、水平線が強調されたデザインが特徴。
ここでは、銚子市・旭市・匝瑳市の担当職員が、それぞれの地域の暮らしや特徴、移住支援制度について説明してくださいました。子育て環境の整備についても紹介され、実際に移住した方の事例も交えながら、具体的なお話を聞くことができました。
旭市を一望する「あさひビュー360」。テーブルや椅子、自動販売機も設置され、ゆったり過ごすことができる。実は、旭市職員の高安さん自身も移住者のひとり。
「サーフィンを思い切り楽しみたくて、2011年に旭市に移住しました。サーフィン仲間を通じてすぐ地域にも馴染めましたし、ちょうど市役所で職員募集があったので、仕事にも就けました。家族も持つことができて、人生が変わりましたね」(高安さん)
各地域の紹介に真剣に耳を傾ける参加者たち。
九十九里浜に面した旭市は、サーフィンの人気スポット。北部には干潟八万石と呼ばれる房総半島屈指の穀倉地帯が広がり、農業産出額は県内1位(全国6位)で、野菜、畜産は県内1位、米は県内2位を誇るなど、豊かな食材に恵まれたまちでもあります。そんな旭市の風土を、「あさひビュー360」から感じ取ることができました。
<旭市役所 あさひビュー360>
住所:千葉県旭市2-2132
HP:https://www.city.asahi.lg.jp/soshiki/2/26340.html
地元食材を味わう交流ランチ。先輩移住者が語る匝瑳の暮らし
午後は匝瑳市に移動し、「ふれあいパーク八日市場」へ。
「ふれあいパーク八日市場」は、地場産業の振興や地域の活性化、都市と農村の交流を目的に、匝瑳市(農林水産課主管)が設置・管理する施設です。匝瑳市で生産された新鮮な野菜や植木の展示・即売が行われ、地元の人々だけでなく、市外からも多くの人が訪れています。
食事や特産品などの買い物が楽しめるほか、たこ作り体験や新米祭りなどのイベントも開催。
特産物コーナーに並ぶのは、野菜や米・餅、果物のほか、地元のお店のお菓子やパン、太巻き寿司、手作り味噌などの加工食品まで、種類も豊富。季節ごとに異なる品々が並ぶため、リピーターも多いそうです。
併設のレストラン「里の香」では、旬の野菜を使った天ぷらや匝瑳産のいも豚を使用した生姜焼き定食など、季節の恵みを活かした料理が味わえます。
地元の農産物や加工品、手工芸品がずらりと並ぶ店内。この日は、4人の先輩移住者をゲストに迎え、地元食材を使ったお弁当を囲みながら、それぞれの移住体験談をお聞きしました。実際に移住して感じたことや、地域の人とのつながりなど、生の声に参加者たちも興味津々。地域おこし協力隊、ゲストハウスのオーナー、二地域居住を実践する方など、地域との関わり方はさまざまで、移住の形に正解はなく、それぞれに合ったライフスタイルがあることを改めて実感しました。
<ふれあいパーク八日市場>
住所:千葉県匝瑳市飯塚299-2
HP:http://fureaipark.jp/
「ソーラーシェアリング」と「My田んぼ」で地域を活性化
昼食後は飯塚区民館に移動。株式会社 匝瑳おひさま畑の椿 茂雄さんとNPO法人 SOSA PROJECTの髙坂 勝さんをお迎えし、匝瑳市の農業について貴重なお話を伺うことができました。
今回お話をいただいた匝瑳おひさま畑の椿さんは、環境に配慮した農業の実践について説明。特に印象的だったのは、耕作放棄地となっていた広大な農地を再生し、太陽光パネルを設置して農業と発電を同時に行うソーラーシェアリングの取り組みです。売電で得た収入は農業支援に充て、安定した農業の実現につなげています。環境と地域を守りながら、持続可能な農業を目指す姿勢に、多くの学びがありました。
また、SOSA PROJECTの髙坂さんは、経済至上主義が格差や貧困の拡大を招く原因であることを数字で示し、その解がローカル化だと説きました。そのために、地域と個人を「自給・自立・自信」へと導く道筋として、お米作りをは じめ、 空き家のリノベーション、里山の整備、 オフグリッドによる電力自給、移住幹旋など、 幅広い活動を展開しています。さらに、都市生活者に 米と大豆の自給機会を提供するプログラム「My 田んぽ」を運営。暮らしを見直し移住を検討する参加者に向けた実践的なアドバイスや、農を暮らしに取り込むことで、生活の充実と安心を手に入れ、閉塞化社会を希望ある未来へ変えていこうと語りました。
地域に新たな文化拠点を。地域おこし協力隊が開設したブックカフェ
移住者に見送られながら「ふれあいパーク八日市場」を後にし、続いて向かったのは本町通り商店街にある「ブックカフェ&リユースぐるり」。築180年の建物をリノベーションしたこのお店は、現役地域おこし協力隊の北條将徳さんの活動拠点であり、地域の人たちが集う交流の場となっています。
商店街の一角で存在感を放つ「ブックカフェ&リユースぐるり」。
東京都新宿区出身の北條さんは、2022年に匝瑳市初の地域おこし協力隊に着任。その矢先に、長年、まちの本屋として親しまれてきた「多田屋八日市場本店」が閉店するのを目の当たりにします。
「匝瑳市の人口は約3.3万人ですが、このままだと書店がゼロになってしまう。これまでまちの文化と経済の中心としての役割を担ってきた存在をなくすわけにはいかない。地域を活性化させるためにも、なんとかまちの文化拠点を再構築しようと考えました」(北條さん)
北條将徳さん。
そうして2023年4月、旧多田屋敷地の向かいにブックカフェと中古品の店「ブックカフェ&リユースぐるり」をオープン。ここでは、ただ本を販売するだけではなく、地域の人々が気軽に集える居場所としての機能を持たせています。
移住者仲間とともにセルフリノベーションで仕上げた店内は、地元の方も気軽にくつろげる温かな空間になっています。店内には、絵本・マンガ・小説・歴史書など、年齢や性別を問わず楽しめる多彩なジャンルの本が並んでいます。また、一部の本棚を貸し出し、ハンドメイド作品の展示・販売などができるスペースを設けることで、地域の人々が自己表現できる場を提供しています。さらに、個人やサークルが自由にイベントを開催できる環境も整えました。
北條さんの活動のコンセプトは、「地域にあるモノや人をつなぎ、循環させていくこと」。限られた資源の中でも、うまくつながりを作ることで、地域に活気を生み出せると考えています。
さらに北條さんは最近、新たな試みとして、キッチンカーで移動しながら食堂を運営する「誰でも食堂プロジェクト」をスタート。高齢化が進む集落へ定期的に食事を届ける取り組みを進めています。「移住者だからこそ、既存の枠にとらわれず、新しい発想で地域に貢献できることがあります」。その言葉に、参加者たちも深く感銘を受けている様子でした。
<ブックカフェ&リユース ぐるり>
住所:千葉県匝瑳市八日市場イ2915
Instagram:@guluri_sosa
ツアーを振り返って
このツアーを通して、海匝地域の暮らしを多角的に体験することができました。参加者たちは、現地で暮らす人々の「顔が見える」リアルな情報を得るとともに、地域の「空気感」を肌で感じ、ここでの生活をより具体的にイメージできたようです。
「食」と「海」という地域の特色を活かしたライフスタイルや、移住者を温かく迎え入れる地域の雰囲気、そして新旧住民が共生しながら着実に歩みを進めている姿は、都市部からの移住を考える人々にとって、大きな魅力といえるでしょう。
海や里山の豊かな自然、食文化、そして地域に根付いた温かなコミュニティが息づく海匝地域。その魅力は言葉だけでは伝えきれません。ぜひ一度訪れて、実際に体感してみてはいかがでしょうか?
まだまだ見どころ満載!ツアー外のおすすめスポット
今回のツアーでは訪れることができなかったものの、海匝地域にはまだまだ魅力的なスポットがたくさんあります。ぜひ、足をのばしていただきたいおすすめの場所をご紹介します!
子どもから大人まで楽しめる多世代交流の場「おひさまテラス」
イオンタウン旭の2階に設けられた「おひさまテラス」。
2022年4月、「イオンタウン旭」 内にオープンしたこの施設は、子どもから大人まで幅広い世代が集い、文化的な活動を楽しめる空間です。館内には、読書や自習に最適なパブリックスペースをはじめ、すべり台やトンネルなどの遊具が揃った屋内公園があります。また、イベントなど多目的に使えるパーティールーム、ダンスや料理教室などに活用できるレンタルスタジオ、仕事や勉強に集中できるコワーキングスペース、さらに、ものづくりを楽しめるクラフトルームなど、さまざまな用途に対応した設備が整っています。市民が気軽に利用できるこの施設は、暮らしをより豊かにする場として、地域の新たな交流拠点になっています。
数千冊の本が並ぶ「おひさまライブラリー」やモノづくりに役立つ道具が揃う「クラフトルーム」など、さまざまな世代の市民が利用できる設備やスペースが充実。(写真提供:旭市)<おひさまテラス>
住所:千葉県旭市イ4337-1 イオンタウン旭 2階
HP:https://ohisama-terrace.jp/
観光案内所と物産直売所が併設。「そうさ観光物産センター 匝りの里」
観光客のほか、地元の方も買い物や休憩などに立ち寄るスポットです。
JR総武本線・八日市場駅からすぐの「そうさ観光物産センター 匝りの里」は、匝瑳市の観光拠点としての役割を担い、まち歩きのスタート地点にもぴったり。電動自転車「匝り号」の貸し出しサービスもあり、ここから気軽に市内を巡ることができます。
匝瑳市の見どころを紹介する「観光情報コーナー」をはじめ、新鮮な野菜・果物・海産物・特産品が揃う「物産販売コーナー」も併設。毎月8のつく日に開催される「八日市」は、地元の人々にも人気のイベント。お得な買い物が楽しめるとあって、多くの人でにぎわいます。
また、店内の「匝り茶屋」では、ソフトクリームやコーヒーなどの軽食を提供。地域の人たちが自然と集い、会話を楽しむ憩いの場となっています。
物産販売コーナーには新鮮な地元産野菜や加工品などの特産品がいっぱい。8月に行われる八重垣神社祇園祭の関連グッズも並んでいました。さらに、匝瑳市出身の俳優・地井武男さんの私物を展示したコーナーも。 匝瑳市を訪れる際には、ぜひ訪れたいスポットです。
<そうさ観光物産センター匝りの里>
住所:千葉県匝瑳市八日市場イ137-1
Facebook:https://www.facebook.com/100057265427884/
Instagram:@megurinosato
歴史を今に残す有形文化財の店舗も。「本町通り商店街」
八日市場駅から北へ5分の場所にある本町通り商店街。範囲は全長400mほど。
匝瑳市の中でも八日市場は、江戸と銚子を結ぶ浜街道の宿場町として栄えたエリア。その歴史を今に伝えるのが、旧道沿いに続く本町通り商店街です。ここでは、昔ながらのレトロな街並みが残り、歩くだけで往時の賑わいを感じることができます。
「鶴泉堂」の店舗兼主屋は、昭和前期に建てられた木造家屋で、併設された石造りの倉庫とともに国の登録有形文化財に指定されています。同店の銘菓「初夢漬」は、茄子の甘露煮。年賀の菓子として人気の商品です。
創業天明元年(1781年)の老舗「鶴泉堂」。同じ通りにある「坂本総本店」の建物は、明治後期に建てられた黒漆喰塗の土蔵造り。風格を感じさせ、今もなお商店街の歴史を物語っています。ちなみにこちらでつくる茄子の甘露煮は「初夢」という商品名になっています。
昭和中期頃までこの通り沿いに並んでいたという土蔵造のたたずまいを今に伝える、坂本総本店。どちらも地元の銘菓を作り続ける老舗として親しまれ、訪れる人々に変わらぬ味を届けています。
<鶴泉堂>
住所:千葉県匝瑳市八日市場イ2871
HP:https://www.kakusendou.jp/
<坂本総本店>
住所:千葉県匝瑳市八日市場イ2474
HP:https://sakamotosouhonten.com/
地域の人々とともに歴史を積み重ねてきた「八重垣神社」
八日市場の中心部に鎮座する八重垣神社。
素戔嗚尊(スサノオノミコト)をはじめとする三柱の神を祀る、歴史ある神社です。厄除けや縁結びをはじめ、さまざまなご利益があるとされています。
また、毎年8月には、300年以上の歴史を持つ八重垣神社祇園祭が開催されます。各町区から合わせて20基以上の神輿がまちを練り歩き、八日市場の夏を彩る一大イベントに。賑やかな掛け声とともに神輿が進む光景は圧巻で、多くの見物客で賑わいます。こうした伝統行事が今も受け継がれている八重垣神社は、地域の人々とともに歩んできた信仰の拠点。境内には、このまちならではの歴史と文化を感じることができます。
龍や鳳凰などの立派な彫刻が施された社殿。
<八重垣神社>
住所:千葉県匝瑳市八日市場イ2939
https://sosa-kanko.com/blog/2021/06/08/yaegakijinjya/
取材・文:渡辺圭彦 写真:内田麻美
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