はたらいてみる{ 鹿児島県指宿市 }
Update on 2017.04.14

いぶすき市「 歩いて楽しめる指宿(まち)づくり」

商店街活性化を仕掛ける地域おこし協力隊募集!

鹿児島県薩摩半島の最南端に位置する指宿いぶすき市は、平均気温19度と年中暖かい気候に恵まれた地域です。
日本有数の景勝地としても数えられ、海と山の両方の魅力を味わえるこの地で昨年に引続き、地域おこし協力隊員を募集することになりました。

温泉と浦島太郎と幻のイッシーのまち!?


まずは湯治場としての歴史と伝説のあるいぶすきについて紹介していきましょう。(参考:いぶすき観光ネット)

砂むし温泉

300年もの昔から湯治として人々に愛され、世界でも珍しい「砂むし温泉」をご存知ですか?
砂むしに入ると心拍出量が増え、深部体温が上がり、デトックス効果抜群。
砂むしの湯治効果は、普通の温泉のなんと3〜4倍ともいわれるそうです。

新永吉棚田
九州最大の湖もあります。「池田湖」は日本で4番目に深い湖で、幻の怪獣「イッシー」の伝説もあるとか。

オクラ
いぶすきは温暖で水も豊かな地域のため、一年を通してほぼ毎日収穫ができる作物があるという日本屈指の恵まれた土地です。日本一の生産量を誇る指宿産そら豆やオクラ等、南国の太陽をいっぱいに浴びた農作物が自慢です。

龍宮神社
薩摩半島の最南端に突き出た「長崎鼻」という岬は、浦島太郎が竜宮へ旅立った岬と言い伝えられ「竜宮鼻」の別名を持っています。近くには乙姫様を祀ったという伝説のある龍宮神社があり、浦島太郎と乙姫様が出会った縁結びの神様として大切にされています。




商店街からまちを元気に


そんな、行ったことがなくてもどこか親しみを感じる指宿いぶすきでも、一方では本市の玄関口であるJR指宿駅前の商店街は、郊外型の大型店舗の進出や消費者ニーズの多様化、ネット通販などに代表されるライフスタイルの変化など、様々な理由により売上が減少し、活気に乏しい店舗が増えております。
加えて、少子高齢化が進み人口減少に伴う購買力の低下や事業主の高齢化、後継者不足など、複合的な理由で閉店する店舗も増えており、商店街の賑わいの喪失や商業機能の低下、まちの空洞化、空き店舗の増加などが深刻な問題となっています。



隊員に期待することについて、 指宿市の担当 迫英彦さん(写真左)にお聞きしました。

「今回募集する地域おこし協力隊員には、主に商店街の活性化に取り組んでいただきます。南国指宿のイメージにふさわしい商店街通りの雰囲気づくりや、空き店舗にて創業しやすい環境作りをし、観光客等が楽しみにしている“街歩き”“食べ歩き”に人気のあるカフェやスウィーツ店等の多種多様な店が立ち並ぶ通りにするなど、賑わいを取り戻すための仕掛けを市担当と一緒に企画・運営していただきたける方を募集しています。
商店街通りの会員等と積極的に関わりながら、観光客や市民が散策したくなるような魅力ある商店街づくりに取り組んでもらいたいと思います。」



あなたの力(アイディア)が必要です!!


TURNS読者のみなさまの中には、移住先や地域について調べたり、地方を訪れる中で、「もっとこんな情報や取り組みがあったらいいのに」「ここならこんな面白い事ができそう」など感じてきた方も多いのではないでしょうか。
地域おこし協力隊の仕事は、市の担当者や商店街の方々(住民)と一緒になって、いぶすきのまち(商店街)を活性化していくことが主な業務になるので、さまざまな人の間に入り対話や交流を重ね、信頼を得ていく根気あるコミュニケーションが大切になってきます。楽には行かないことも数あるかと思いますが、まちづくりに関心がある方や、アイデアを形にするのが得意な方、「リノベーション」「コミュニティデザイン」という言葉にピンとくる方には、きっとやりがいがあるはずです。

また、寒い地域が苦手で暖かな場所へ移住を希望している方にとっても、気候が温暖で人も穏やかな指宿市での暮らしはしっくりくるかもしれません。

ハイビスカス
最後に、迫さんからメッセージをいただきました。

「いぶすきは、温暖な気候や豊富な温泉、美しい自然環境に恵まれた観光と農業のまちです。
配湯事業により保湿成分たっぷりの天然温泉が自宅で楽しめる地域もあるんですよ。地域の方々の温かい人柄も魅力です。
地域とのつながり、美しい自然景観や温泉で癒されてみませんか?」

いぶすきを一緒に盛り上げていく方のご応募、お待ちしています!!




Information
勤務地指宿市役所1階(商工水産課内)。一定期間勤務後は、指宿中央通商店街通りの事務所で勤務して頂く予定です。

申し込み受付を終了しました。
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