秋田県と香川県。東京から北と西へ、それぞれ約500kmほどの距離に2つの県があります。
東北の雪国秋田県と、暖かい瀬戸内式気候の香川県。
香川県 瀬戸大橋
秋田県 秋田竿灯まつり
どちらかというと対照的にも見える秋田と香川ですが、実は「暮らし」「住まい」「なりわい」における共通項があるのです。
例えば、子育てや教育の環境。
秋田は「全国学力・学習状況調査」で全国トップクラスの成績を誇り、子供の学力の高さが自慢。
地域や家庭が学校を重んじる風土があります。
アートの島で有名な香川は、子供達の感性を育む環境がたくさん。
「イクケン香川」としても力を入れ、妊娠から子育てまで長い支援制度が充実しています。
食に関しては、秋田県には里・山・水に恵まれた秋田には豊かな食文化があります。郷土料理「きりたんぽ鍋」や彩り豊かながっこ(漬け物)など、四季折々の里山の恵みが食卓を彩ります。
香川県は、さぬきうどんやオリーブはもちろんですが、瀬戸内の温暖で安定した気候のもと、多くの優れた山の幸、海の幸にめぐまれており、日本全国はもちろん、世界でも品質の高さが認められています。
今回、秋田県と香川県がコラボレーションしてイベントを開催します。
両県に共通する「子育て・教育環境」「食の豊かさ」「暮らし・仕事」といったテーマから、ざっくばらんな日常生活まで、様々な切り口で両県を探って行きます。
そして、秋田と香川の二拠点で運営されている、シェアビレッジの取り組みにも注目!
シェアビレッジとは
「村があるから村民がいるのではなく、村民がいるから村ができる」というコンセプトのもと、武田昌大さんが村長(代表)を務めるプロジェクト。
古民家をひとつの村に見立て、年貢(年会費)を納めることで、誰でも村民(会員)になることができます。
村民になると自分の好きな時に自分の村へ行くことができ、遊びや仕事、宿泊まで、新たな拠点として自由に使えるのが魅力。
秋田県五城目町から始まり、香川県の仁尾町でも新たにスタートしました!
今回のゲストたちもそれぞれシェアビレッジに関わっています。
秋田県五城目町のシェアビレッジ
移住はちょっとよくわからない…なんて方もご安心を。
まずは知ること。そこで気になった場所へ通ってみたり、二拠点生活から初めてみたり。
秋田と香川、2つの県との新しい関わり方を考えてみてはいかがでしょう?
イベント当日は、稲庭うどんと讃岐うどんの食べ比べも!
開催日 | 2017年2月26日(日) |
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時間 | 14:00〜17:00 |
会場 | いいオフィス |
地図 | |
住所 | 〒110-0015 東京都台東区東上野2-18-7 共同ビル 3F |
アクセス | 上野駅(地下3番出口)より徒歩2分 |
定員 | 60名 先着順 |
参加費 | 500円 当日受付にてお支払い下さい。 |
主催 | 秋田県庁・香川県庁 |
2.ゲストトーク
各県のそれぞれの共通点や違いや、2拠点生活についてなど。 秋田と香川、それぞれの目線で語っていただきます
3.うどん食べ比べ
4.クイズタイム(ちょっとした景品あり!)
5.両県との新しい関わり方
6.交流会(お酒やご当地食材を囲んでのフリートーク)
<秋田県> 武田昌大さん 1985年秋田県北秋田市生まれ。シェアビレッジ村長。 2011年8月に株式会社kedama設立後、秋田の農業の未来に危機感を持ち、若手米農家集団トラ男(トラクターに乗る男前たちの略称)を結成。お米をつくる人と食べる人が共に支え合うコミュニティ「トラ男一家(ファミリー)」を結成。たべてとつくりての繋がりを作るため首都圏でのイベント開催やこだわりの厳選米を産地直送するWEBサイトtorao.jpを運営。 2015年春クラウドファンディングで約600万円の資金を調達し、築133年の茅葺き古民家を活用した新ビジネス「シェアビレッジ」を立ち上げる。 | |
<秋田県> 筬島洋敏さん 1957年福岡県出身。全日本空輸株式会社にて、就航路線における観光開発、地域振興の新しい形となる個人滞在型旅行商品のデザインに携わる。VISIT JAPANキャンペーンを担当したことから、海外からのお客様を受け入れる体制作りがもっと必要と判断し、株式会社BREZZAを設立。カヌーやトレッキング、山岳スキーなどにプラスして、日本をより深く感じていただくための自転車旅行プログラムを合わせて開発。シェアビレッジ町村における里山サイクリングのコーディネートや、まだ知られていない日本の魅力を海外へ情報発信する活動を展開中。 | |
<香川県> 桑村美奈子さん 1981年1月1日生まれ、東京生まれ東京育ち。東京農業大学を卒業後、農業を通じた国際協力の道を目指し、国際協力NPOの四国研修センタースタッフとして 1 年半を香川県で過ごし、その魅力に惚れ込む。帰京後はベンチャー企業の人事をはじめ、スポーツイベント関連会社などに勤務。2012 年から、参加者が街の魅力や人と触れ合えるスポーツイベント「四国お遍路ゲイン」を高松市で企画・実施。このころから年1回ほどの香川訪問が年2回が3回、4回とどんどん 増えていきほぼ東京香川の二つの地域が拠点となる。スポーツイベント関連会社を退職後、2015 年 4 月より東京から香川に移住。同年5 月より Spinto 代表。 シェアビレッジプロジェクトではシェアビレッジ仁尾のコーディネーターを務める。 | |
<香川県> 佐藤はなさん 1991年香川県高松市生まれ。大学入学を機に上京し、日本の食糧廃棄の問題から、食を中心に社会課題全てを体験的に学べる「村を創りたい」という夢を抱く。卒業後、管理栄養士を目指し、病院や保育園で勤務する傍ら、シェアビレッジ仁尾の「家守」のオファーを受け、熟慮の末受諾。4か月後に退職、仁尾町に移住し、仁尾の“女将”として活動中。 人生のコンセプトは「日常に恋をしよう。」食やモノから音楽に至るまでつくるヒトの想いや背景を体感し、愛着や関係を尊ぶ生き方を目指す。 |
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