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Update on 2018.01.22

手仕事とともに暮らす〜やまがたハッピーライフカフェ〜

平成30年1月28日(日) @ NPO法人ふるさと回帰支援センター セミナールームB(東京交通会館8階)

TURNSでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。


東京から山形新幹線で約3時間の距離に位置する山形県。
全国生産量の7割を占める「さくらんぼ」と鮮やかな四季で知られています。

蔵王、月山、鳥海、吾妻、飯豊、朝日と日本百名山に数えられる秀麗な山々に囲まれ、南から連なる米沢、山形、新庄の各盆地と庄内平野を「母なる川」、最上川が流れる、美しい自然に恵まれた地域です。

そんな山形県には優れた技法等により継がれてきた伝統的な工芸品が数多くあります。

伝統的な工芸品の製作や発信に携わりながら、自分らしい暮らしを送る…。
そんな山形県だからこそできるライフスタイルをご紹介するイベントが1月28日(日)に東京で開催されます。

イベントに参加いただく2名のゲストの携わる工芸品も、いずれも1,000年以上といわれる古い歴史がある中で、若手のUターン者が伝統を継いだり、または、独自に研修生の受け入れ制度を設けたりするなど特徴的な活動を行っている方々。

工芸品が好き、どうやって作っているのか知りたい…などなど、伝統工芸に興味のある方、ぜひご参加ください!
ゲストの方が携わる伝統工芸がどのようなものか、ご紹介します。

笹野一刀彫


千数百年前から県南部の米沢市の笹野地区に伝わる郷土玩具。
「お鷹ぽっぽ」という鷹を題材にした作品が代表的なもので、笹野一刀彫の特徴は「サルキリ」と呼ばれる大きな刃物一つで作品を仕上げること。日本全国を探せば、木彫りの伝統工芸品は珍しい訳ではないかもしれませんが、1種類の刃物で作り上げるというこのスタイルは全国的に見ても珍しいんだとか。


笹野一刀彫りに弟子入りし2年間の修業期間を経て、兄弟や友人と、笹野一刀彫を制作し魅力を発信するグループ「おたか3兄弟」を立ち上げ活躍する佐藤和寛さんをゲストとして迎え、笹野一刀彫・ご自身の活動についてお話いただきます。


関川しな織


しな布とは、シナノキの樹皮から靱皮(じんぴ)を剥ぎ取り、その繊維を糸(しな糸)に加工し、布状に織り上げたもの。沖縄県の芭蕉布、静岡県の葛布と共に日本の三大古代布の一つに数えられる古来より続く織物の技術。しな布は麻や木綿以前の衣の原点でもありますが、織り上げるのに手間暇のかかるのも特徴。そのため今では、鶴岡市あつみ温泉の近く、関川とその周辺の村々でしか、織り継がれていないとのこと。


関川しな織共同組合の第一理事として伝統を継承する五十嵐茂久さんをゲストとして迎えて、その魅力を語っていただきます。


今回ご紹介する伝統工芸は、山形だけでなく日本を代表する伝統工芸の一つと言えるものです。
出来上がった作品を目にすることはあるかもしれませんが、そのモノづくりに携わる方の話を聞くことができる機会はなかなかありません。

伝統工芸に興味のある人はもちろん、山形県自体にも興味があるなど、どなたでもご参加いただけますので、この機会に山形の伝統工芸に触れてみてはいかがでしょうか。

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山形県の移住ポータルサイトがリニューアルしました!
市町村ページも充実し、新たに、フェイスブックやインスタグラムによる発信も行なっているとのことですので、ぜひ一度のぞいて見てください!
山形県移住交流ポータルサイト「すまいる山形暮らし情報館」はこちら!
https://yamagata-iju.jp/



Information
開催日平成30年1月28日(日)
時間12時~14時30分
会場NPO法人ふるさと回帰支援センター セミナールームB(東京交通会館8階)
地図
住所東京都千代田区有楽町2-10-1 8階
アクセスJR有楽町駅より徒歩1分
定員先着30名程度
参加費参加無料
主催【主催】山形県 【共催】米沢市、鶴岡市、NPO法人ふるさと回帰支援センター


Time Schedule
12:00 オープニング、山形県の御紹介
12:15 山形県の伝統的な工芸品等についての御紹介
12:30 ゲストトーク:伝統的な工芸品の魅力や手仕事に携わる暮らしの実体験などをお話ししていただきます
13:30 個別相談会・座談会 ゲストや自治体とざっくばらんに意見交換しましょう
14:30 終了予定


Guest & Point
佐藤和寛さん/笹野一刀彫組合
・米沢市出身。高校卒業後に県外に転出しUターン。笹野一刀彫りに弟子入りし2年間の修業期間を経て、現在は組合員となり、兄弟や友人と、笹野一刀彫を制作し魅力を発信するグループ「おたか3兄弟」を立ち上げ活躍中。
五十嵐茂久さん/関川しな織協同組合
関川しな織共同組合の第一理事として伝統を継承するとともに、会の活動を総括。しな織の技術を学びながら里山の暮らしを体験する研修生の受け入れも行っている。

申し込み受付を終了しました。
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