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Update on 2017.12.27

北杜に住まう人々の、冬のくらしと水を辿る2日間。

2018年1月27日(土)28日(日)/1泊2日

新宿から特急電車で約2時間の山梨県北杜市。
関東圏に住んでいる人なら、一度は訪れたことがあるかもしれない。


ここに行くと、オシャレなカフェやパン屋さん、ギャラリーのような小さなお店がたくさんあって
いわゆる憧れの田舎暮らしを絵に描いたような風景が広がっている。

なんとなく ”人気のある地域” だとずっと思っていたけれど、それがなぜだか考えたことはあまりなかった。

***

ただ、現地を訪れる中で、ひとつ思ったことがある。

ここに住まう人々は、移住者もいればずっと地元で根を張っている人もいて様々なのだが、
話を聞いていると、みんな当然のように自然と共生する暮らしを取り入れているように感じた。

できるだけ自然に負荷がないことを。
この環境だからこそ生み出せるものを。
そして、その自然と共生する暮らしをなにより楽しむことを。


出会った人のひとりが、ここでの暮らしは「住みごたえ」がありますよと教えてくれた。

自然と寄り添って生きることは、手間暇がかかること。だからこそ、楽しみ甲斐がある。
そして、一人では生きていけないから自然も人もみんなで寄り添って生きている。

私たちが巡っていく中でも、「あの人は面白いよ、あの人にはこんな話を聞くといいよ」と
訪ねた人からまた次の人へと、まるで人々がループになって繋がっていくようでした。

***

今回のツアーでは、そんな北杜の人々のループを巡るように
名水の里・北杜の水のものがたりを辿りながら、冬の暮らしをちょっぴり覗いてみたいと思います。

実は、ツアーで訪れる1月末頃は、”大寒”と呼ばれる1年で寒さが一番厳しいとされる時期。
ただ、「大寒の朝に汲んだ水は体にいい」と言われるほど、味噌やお酒を仕込むのには最適なタイミングだったりします。


せっかくの機会なので、なかなか体験できない冬の暮らしを満喫してみませんか?
きっと北杜に住まう人々の息づかいを肌で感じられるような、そんな時間が過ごせると思います。


[写真提供:土屋誠(BEEK DESIGN)]




山梨県では、「やまなしの水」ブランドとして様々な取り組みを進めています。

▼動画「天に選ばれし、名水の地。山梨。」


▼やまなしの「水」ホームページ
http://www.pref.yamanashi.jp/water/

http://uchubrewing.com/



Information
開催日2018年1月27日(土)28日(日)/1泊2日
宿泊清泉寮
地図
住所山梨県北杜市高根町清里3545(清泉寮)
アクセス【当日の集合場所について】
1/27(土)AM9:30 JR「甲府駅」改札前

※集合場所までの交通費は自己負担にてお願いいたします
※解散場所も甲府駅を予定しております
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◯電車を利用する場合(JR特急スーパーあずさ5号)
  新宿駅 8:00発 → 甲府駅 9:28着
 八王子駅 8:31発 → 甲府駅 9:28着

◯車を利用する場合
 駅周辺のコインパーキングなどをご利用ください。費用は自己負担となります。
 (参考:甲府駅周辺のコインパーキング
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定員15名
参加費大人ひとり 5,000円(税込)
※宿泊費/食事代(1日目の昼夕、2日目の朝昼)/現地交通費/体験費 含む

※ご家族・お子様連れでのご参加も大歓迎です!お気軽にお問い合わせください!
主催主催:山梨県/旅行企画・実施:近畿日本ツーリスト株式会社/企画協力:TURNS(第一プログレス)
内容※宿の部屋割は、こちらで決定させていただきます(男女別/相部屋が基本となり、ご家族でご参加の場合は可能な範囲で個別調整となります)
※ツアー中は、基本的に参加費以外かかりませんが、懇親会時の飲酒代などは別途徴収させていただく場合もございます。


Time Schedule
【1日目(1/27)】 ※行程は変更になる場合がございます。
9:30 甲府駅集合
10:20 里山ぐらし体験@ふらここ食堂

北杜市で活動する農業団体「里くら」さんのメンバーと一緒に、北杜市でとれたお米を使った餅つきや味噌づくり体験を行います。水が綺麗な北杜だからこそ味わえる特別ランチもご用意!
14:30 移動
15:00 こだわりの水から生まれる酒づくりを学ぶ@七賢

北杜市は「名水の里」と呼ばれるほど日本有数の豊かな水に恵まれた土地。江戸時代から続く酒蔵「七賢」は、この土地だからこそ生み出せる酒づくりに挑戦し続けています。そんな七賢の酒づくりをのぞきながら、水について考えてみます。
17:30 宿(清泉寮)に到着
18:30 現地ゲストを交えて懇親会&夕食
【2日目(1/28)】
9:30 宿出発
10:00 サステナブルワリーに触れる@うちゅうブルーイング

TURNS27号の "酒を注ぐ "特集でもご紹介させていただいた「うちゅうブルーイング」。サステナブルな暮らしを農業から発信し続けている「宇宙農民」のメンバーたちが、構想から1年半という短期間で完成させた醸造所を見学しながら、自然との共生や循環についてお話を伺います。
11:30 移動
12:00 移住者オーナーが営むカフェでランチ@DECO BOTANICAL

長年探し続けてやっと理想の土地を手に入れたオーナー夫婦が営む、ヴィンテージ雑貨と家具を扱うカフェギャラリー。森の整備から建物、庭のデザイン設計まで仲間たちと手づくりでこだわってきた空間で、ランチをいただきながらゆっくりとした時間を過ごします。
15:00 甲府駅周辺をちょっぴり散策してから、解散します
(17:00 甲府駅 解散予定)


Guest & Point
\ツアーをアテンドしてくれるのは、山梨を代表する編集者/
BEEK DESIGN 土屋誠さん
やまなしのアートディレクター、BEEK編集長、BEEK DESIGN代表。10年間東京で編集者/アートディレクターとして活動後、2013年5月より山梨県北杜市にUターン。やまなしの人や暮らしを伝えるフリーマガジン「BEEK」を作りつつ、デザインや編集を暮らしの中に取り入れ、広く山梨を伝えている。

http://beekdesign.com
http://www.beekmagazine.com
\北杜の自然をいかして、里山ぐらしの楽しみ方を発信中/
一般社団法人里くら 浅川裕介さん・栄木利文さん・徳永敦浩さん
「これからの暮らし方が里山にある」をテーマに、自然の恵みの中で生きる里山の暮らしを今の時代にあらためて提案する活動を行っている。都市部の子どもたちの学校給食農園を地方につくる「学校給食農園」や畑と食卓をつなぐ「農園キャンプ」など、農村が農村らしく持続可能な暮らしができる様々な企画を展開中。北杜市は、保育園・小学校で「てまえみそ」を仕込むのが恒例となっており、家庭でも仕込めるようにと企画した「てまえみそキット」は人気商品となっている。

里くらHP:http://www.satokura.net/
\白州の水にこだわった、七賢の新しい酒造りを支える醸造責任者/
山梨銘醸株式会社 常務取締役 北原亮庫さん
大学卒業後、3年間は外部で修行を積んだのち、25歳で蔵に戻り、社員杜氏のもと酒造りに取り組む。2014年からは醸造責任者として、白州ならではの酒づくりを極め、徹底した管理体制や最新技術の導入から働き方改革まで、様々な見直しを図っている。2015年からは、スパークリング日本酒の商品化にも着手。

https://www.sake-shichiken.co.jp/
\サステナブルな農業とクラフトビールづくり最前線/
うちゅうブルーイング 楠瀬正紘さん・鈴木ルミコさん
2009年より八ヶ岳で農業ユニット「宇宙農民」として活動開始。農薬・化学肥料を使わない循環型の栽培方法で育てた「宇宙米」を販売。平成28年度には、伊勢神宮に「宇宙米」を奉納したことも。自然に触れる楽しい暮らしを伝えるため、田んぼ塾、シェア田んぼ、発酵食品ワークショップなどを主催。持続可能な社会や暮らし方、オーガニック食品を多くの人に知っていただくため、「わとわまつり」「八ヶ岳オーガニックマーケット」などのイベントも開催している。活動拠点である「宇宙農民基地」は、山林を開墾し2年がかりでセルフビルド。アメリカで出会ったホップとクラフトビール、そのビールコミュニティの幸せなあり方に衝撃を受け、ホップを育てクラフトビールの醸造所をできるだけDIYで作りはじめ、2018年春にはビールの製造も開始する。

http://uchubrewing.com/
\森の中に佇むカフェで、北杜の冬を味わえる場所/
デコ・ボタニカル オーナー 大庭ひろみさん
名古屋市出身。北杜市に移住後は荒れ果てた森林を自ら開拓し、現在のデコボタニカルを建てる。 北杜市武川の魅力と「人・植物・自然と繋がる」をテーマに発信する拠点としてcafeを運営。植物とアンティークを飾る空間をデザインする一部として作庭も行う。

https://www.deco-botanical.com/

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