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Update on 2017.11.24

東京に一番近い里山、比企地域の起業家をたずねる「比企の起業家巡りツアー」

2017年12月16日(土) @ 埼玉県比企地域内(嵐山町、鳩山町、小川町、ときがわ町)

TURNSでは紹介のみ行っています。お問い合わせ・ご連絡はイベント主催者さまへお願いします。


子育て世代に知ってほしい、比企の魅力


埼玉県のほぼ中央にある比企地域。みなさんはご存知ですか?

東松山市、滑川町、嵐山町、小川町、川島町、吉見町、鳩山町、ときがわ町そして東秩父村からなる地域のこと。

比企地域の中央部は丘陵地、東部は水田地帯、西部は山地になっていて、実に多様な地形に恵まれているのが特徴。だからこそ、米麦、大豆、いちごやトマトといった施設園芸、花きなどそれぞれの地形特性を生かして、豊富な農産物が生産されています。



そして、“東京に一番近い里山”といわれるだけあって、なんといっても交通の面で都心に行きやすいのがポイント。電車でも、車でも約1時間で出かけられるので、生活するのにも困らない場所なのです。


そんな比企地域では、「起業」をテーマとした“比企起業塾”が開講されています。

”比企起業塾”とは?

埼玉県川越比企地域振興センター東松山事務所が実施する起業支援事業のひとつ。その講師やスタッフは、ときがわ町に本社を構えている「ときがわカンパニー合同会社」の代表・関根さんをはじめとする、埼玉県出身のひとたち。
比企地域の東京からの近さや豊かな自然環境などの地域資源を生かした、ローカルならではの仕事や顧客の獲得方法などについて学べる、30~40代の子育て世代を中心とした、起業のための連続講義が行われています。



その比企起業塾のプログラムの一つである、“比企の起業家巡りツアー”。
こちらは単発での参加も可能のツアーとのことで、まずは現地を訪ねてみたいという人にもオススメです。


しかし、なぜ起業家巡りなんでしょうか?

そこには、田舎暮らしや移住に憧れる人にとって最大の悩みである「仕事」についての不安の声があるからなんです。

特に子育て中の女性にとって、「自然豊かな環境で子育てしたい」「都会より田舎の暮らしにシフトしたい」と思っても、都心に比べたら仕事の数も働く場所も少ないのが現実。その解決策として“起業”があるんじゃないか、そんな風に比企起業塾では伝えていきたいと話しています。


ツアーで行くのは、どんなまち? どんな人に出会えるの?


ここからは、実際に”比企の起業家巡りツアー”で訪れるまちや人をご紹介していきます!

ちはるふぁーむの飯島千春さんを訪ねる

農業に憧れて家族4人で移住し、鳩山町で「ちはるふぁーむ」を運営。2人の小学生のお子さんがいる新人農業ママは、地元動物園のコアラが食べる「ユーカリ」や比企の特産野菜「のらぼう菜」の栽培で、地元密着農業を目指しています。ツアーではそんな農場を見学しながら、”農で起業”のお話を伺います。



鳩山町 コミュニティ・マルシェで交流会

比企丘陵の南端に位置する鳩山町は、かつて奈良時代には瓦など窯業の一大産地として栄え、以降も宿場町や材木の中継地としてにぎわった場所。町民が多様にふれあえる環境の整備に力を入れていて、子育てもみんなで支え合おうと「つどいの広場」を開設するなど、地域の子育て応援機能の充実を図っています。ツアーでは、今年できたばかりのコミュニティ・マルシェでお昼を食べながら、ゲストと一緒に語らいます。


\現地で会えるゲスト/

〇村谷 裕子さん
体が喜ぶ食材にこだわり、商品開発に取り組む「株式会社花結び」を経営。大豆などに注目し、国産食材にこだわった商品を展開しています。

〇菅沼 朋香さん
埼玉県在住、昭和を愛するデザイナー。“生活と芸術の一致”を目指して、さまざまなアートイベントに参加したり、個展も開催しています。

▲写真は、菅沼朋香さん(写真協力:Yuba Hayashi)


小川町 旧下里分校を見学

武蔵の小京都といわれている小川町。山に囲まれた盆地と、山あいを流れる清流によって育まれた伝統工芸の和紙は、その技術が国の重要無形文化財に指定され、平成26年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。
そんな小川町で廃校を活用してコミュニティスペースとして運営されている「旧下里分校」を訪ねて、農にかかわる活動をされているゲストと交流します。



\現地で会えるゲスト/

◯ハッタ ケンタローさん
「農的幸福=土と平和」というキーワード農にムーブメントを起こす取り組み「種まき大作戦」の企画を担当する地域デザイナー。毎年日比谷公園で3~4万人が来場する「土と平和の祭典」をプロデュースしています。

◯田中 慎太郎さん
小川町の中心部にある「農家のカフェバー TRANSIT」を経営。地元の方たちで賑わう店内では、オーガニックの地酒、地ビール、地ワインなどが楽しめます。お子様向けにも、オーガニックぶどうジュースもありますよ。



ときがわ町 玉川温泉で日帰り入浴&夕食

山林が町面積の7割を占めているというときがわ町は、昔から林業や木工業などが地場産業として栄えています。そんな町の資源を活用して、学校施設の内装を木質化したり、自然を守りつつも活かしながら、自然との共生を実践しているまち。関東平野を一望できる「堂平天文台」は、まちのシンボルになっています。
ツアーでは、玉川温泉で美肌の湯を堪能し、ここを運営する温泉道場の方々と夕食をかねて懇親会を行います。





と、ここでは簡単に内容をご説明してみましたが、ツアーに参加すれば比企地域で過ごし活動している様々なジャンルの方々の話を一挙に聞くことができそうですね。もちろん、比企の起業家巡りツアーは、お子さま連れでの参加も可能!

とある調査では、子育て中のママたちは「他者への思いやりをもつこと」、「親子でたくさんふれあうこと」といったことを大切にしているという一方で、子育てママの中には「子どもを育てるためにガマンばかりしている」と思っている人たちが増えているのだそう。

比企地域は都心にも近く、田舎でのびのびと過ごせる住環境だからこそ、実際に行ってみて、家族や自分のガマンしない時間をじっくりと考えられるきっかけになると思います。


求める田舎は、人それぞれ。そして、はたらく方法もきっとそれぞれ。

比企の魅力は、わたしたちを包んでくれるような、たくさんの特徴をもった自然にあると思います。子どもは自然を純粋に楽しみながら心も体も育まれ、大人は日々の忙しさから解き放たれるような癒しをもらえる。一見、何もない地味な地域かもしれないけれど、子育てをする世代にとって、そして今まさに都心で毎日を忙しなく過ごす人たちに知ってほしいツアーです。


(写真提供:Toki Commerce)



Information
開催日2017年12月16日(土)
会場埼玉県比企地域内(嵐山町、鳩山町、小川町、ときがわ町)
アクセス【電車でお越しの方】
9時20分:武蔵嵐山駅集合(改札口)
9時30分:武蔵嵐山駅出発(バスに乗車)
※参考:東武東上線:8時15分池袋駅発→9時17分武蔵嵐山駅着
※途中、国立女性教育会館に寄り、車でお越しの方と合流します。

【車でお越しの方】
9時30分:国立女性教育会館(嵐山町)集合
9時45分:国立女性教育会館出発(バスに乗車)
定員先着15名
参加費大人(高校生以上):2,000円/子供:500円
※保険代、昼食代込み
※ご参加当日にお支払いください。
※入浴代(大人1,050円、子供600円)と夕食代は、各自でご負担いただきます。
主催埼玉県/企画運営:ときがわカンパニー合同会社

申し込み受付を終了しました。
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