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Update on 2017.03.22
はじめまして。とちぎのツートップ。南都・小山&北都・那須塩原があなたの夢、叶えます。
2017/3/25(土)東京駅「動輪の広場」 小山市・那須塩原市の暮らしを知るイベントを開催!
栃木県の南部に位置する小山市と北部に位置する那須塩原市。
新幹線を利用すると小山市は約40分、那須塩原市は約70分と東京へ通勤したり、買い物に行けたりする距離にあります。
同じ栃木県にあっても、それぞれの市の特徴は異なります。そんな二つの市が、新幹線が停まる都市であるという共通点に注目して、東京圏からの移住・定住を協力して呼びかけていくこととなりました。
東京圏に暮らす人からすると、少しハードルが高い地方暮らし。
しかし、自然豊かな地域に暮らしながら、東京圏も利用することができるという環境は、地方での暮らしを考える人にとって、とても魅力的な地域かもしれません。
ここで気になるのが、実際の暮らし。
そこで、とちぎの南都・小山市と北都・那須塩原市で暮らす人を訪ね日々の暮らしについて伺いました。
小山で暮らし東京で働く“小山都民”な暮らし方
東京で働きつつ、小山市で暮らす深作武弘さんとご家族。小山市内の中学校の同級生だった深作さんご夫婦。
大学時代は二人とも都内の大学に通っていたそうです。
「就職先も東京という選択肢はありましたが、やはり地元で暮らしたいと思い、栃木県の教員採用試験を受けました」(奥様:初菜さん)
大学卒業後、初菜さんは無事合格し小山市内の中学校の教論に、武弘さんは都内の企業に就職しました。その後、生まれた娘のまこちゃんと3人で小山市内に暮らしています。
小山市には、駅周辺にスーパーやショッピングセンターがあり、都内の暮らしと便利さはあまり変わりません。那須塩原や日光などの観光地へ気軽に行けるし、圏央道ができてから千葉県の方にも行きやすくなったとのこと。現在も人口が増えている小山市では保育園や小学校の整備も進められ、まこちゃんの預け先もすぐに決まりました。
都内で働く武弘さんは、朝7時頃家を出て、早い時は夜7時、遅い時は11時頃に帰宅。それでも、朝ごはんやゴミ出し、お風呂掃除、洗濯物干しなどの家事をできる限り担当しているといいます。
「普段は、都内まで宇都宮線を利用して行くので、1時間40分くらい。でも、朝遅刻しそうな時や夜なるべく早く帰宅したい時は、新幹線を使います」
東京で働き、小山で暮らす“小山都民”の武弘さんにとって、新幹線は「ここぞ!」というときの切り札になっているようです。
那須塩原の地域に根ざし、人と繋がりながらの暮らし方
那須塩原市で地元産の野菜を使った食事が楽しめるダイニングと直売所、ゲストハウスが一体となったお店「Chus」を営むのが、宮本吾一さん。宮本さんが最初にこの地を訪れたのは20歳のころ。
自然に囲まれたオーストラリアでの生活を経験した後東京に戻ると、毎日が息苦しく感じるように。
「やはり自然の中で暮らしたい」と、那須塩原のホテルでリゾートバイトを始めたのがきっかけでした。
現在は、市内で飲食店を経営している宮本さん。
地元の豊かな食材で作ったハンバーガーを提供しようと店を始めたとき、
「どのように作られた野菜なのかを知りたい」
と感じ、生産者とお客さんを直接つなぐマルシェイベント『那・須・朝・市』をはじめました。
「すると、一緒にやりたいと言ってくれる方や、農家さんを紹介してくれる方などと多くのつながりができ、那須の食文化をもっとたくさんの人に知ってもらおうと、新たに“Chus”をオープンしました」(宮本さん)
1階はカフェで地元の農産物や特産品を販売。地元の人はもちろん、休日は観光客で賑わう人気店で、2階はゲストハウスとして宿泊客を受け入れています。
地域に根ざした順風満帆な生活を送っているように見えますが、苦しい時代もあったそう。
「何度か挫折してここを離れたことがあります。都会と比べると刺激は少ないし、給料も高くない。若いときほど辛くなります」
今ではそんな若者の悩みを聞くと、「友達をつくりなよ」とアドバイスしているとのこと。
「人とのつながりができ人から刺激を受けることで毎日が楽しくなる。コミュニティを作ることが一番大切です」
今の目標は、店で働く独身のスタッフたちが、今後家庭を持っても豊かに暮らせるように、会社の経営を広げて安定させること。
「スタッフがここでの将来の暮らしをイメージできるようにしたい。自分の家の周りにスタッフの家を建てて、みんなで一つの集落で暮らせば楽しそうだな。などと考えを巡らせています。そういう意味でもここで暮らすことを僕ら自身が作っていく、それが今のテーマです」と、宮本さんは話してくれました。
***
このように小山市と那須塩原市では、ただ地方で暮らすというだけではない、この地域だからこそできる暮らしがあります。
今ある仕事をそのまま続ける。新しく仕事を自分で始めてみる。
どちらの選択肢も選ぶことができます。
東京圏に暮らしていて、息苦しさを感じていたり、自然豊かな暮らしに憧れている方。
ただ漠然とした憧れだとなかなか一歩が踏み出し辛いものですが、この地域ならその足取りも比較的軽く踏み出すことができるのではないでしょうか。
〜Information〜
1日限定「とちぎの南都・北都」移住カフェ
・開催日:2017/3/25(土)
・時間:12:30〜18:00
・会場:東京駅丸の内地下南口改札外「動輪の広場」
・主催:栃木県小山市・那須塩原市
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