1月28日(土)に開催したtocotoco×TURNSイベント「おしゃべりじかん」。
親子雑誌『tocotoco』と地域の暮らしをご紹介する雑誌『TURNS』の共同企画で
赤ちゃんのいるお母さんが持つ、子育てへの思いを共有できる場をという思いから、ゲストを招いて、お母さんが集まる小さなお話し会を開催しました。
当日は、10名のお母さんがお子さんを連れて参加してくれました。
お母さんたちの日々のこと、出産・育児のこと、新しい発見や悩みごとを共有する会。
当日のレポートを紹介します。
子どもたちものびのびと遊びながら
自由な空間でのおしゃべりじかん
ゲストは、東京から岩手県遠野市に移住し現在1歳4カ月のお子さんがいる、渡辺敦子さん。
栃木県益子町のギャラリー・カフェ「starnet」を経て、アーバンリサーチにてブランド「かぐれ」を立ち上げ、日本の手仕事と食を中心とした暮らしに関する分野で活動後、出産を機に遠野へ移住しました。現在は、子育てをしながら遠野で始動した「Next Commons Lab」のに参加しています。
挨拶と、参加者さんからの自己紹介のあと
渡辺さんからのお話が始まりました。
遠野の四季の植物や遠野の暮らしの写真をスライドで流しながらのトーク。
遠野の自然たっぷりの山奥で生活される、その暮らしぶりと
渡辺さんの自然体の人柄とお話に、参加者の方々も引き込まれます。
会場にキッズスペースを設けて
かわいい子どもたちが、自由に遊んでくれました。
おもちゃで遊んだり、お母さんに抱っこしてもらったり
子どもたちとの距離もふだんのまま、ゆるやかに会が続きました。
今回のために用意したお菓子は、tocotocoにも度々登場するお菓子ユニット“O-kitchen”さんのお菓子。
ラズベリーのシフォンケーキや、グラノーラなど、おしゃれでおいしいおやつ。
子どもたち同士が自由に過ごしての会は、お母さんにとって、リラックスできる時間になったようです。
子育てのこと、暮らしのこと、自分自身のこと
さまざまなお話の中で、特にお母さんたちが興味を持ち、印象的だったことを紹介します。
<自然があるほうが、子どもにとって刺激が多い>
都内で子育てする中で、さまざまな現実と向き合っているお母さん。
渡辺さんが移住されたエピソードを聞いたお母さんからは
「自然の中で自分が育った分、東京で子育てをしていると子どもに我慢をさせているのではないかと思うことがある」
「いつか地方に移住することも考え始めている」
といった声も挙がりました。
敦子さんからは、「自然が近い田舎のほうが、子どもにとって、いろんな刺激が多いですよね」
といったお話もありました。
<自分らしいライフスタイルで、地方で暮らす>
「田舎に移住というと、環境も変わって大変な面も多そう。不安はなかったですか?」という
お母さんからの質問に、渡辺さんからは
「まずは2〜3年住んでみる気持ちで、前向きに行動してもよいのでは」
というアドバイスに、みなさんの心が軽くなったような印象がありました。
特に、反響が大きかったのは
「お店も近くにないけれど、食べたいパンや読みたい本など、amazonなどのネットを活用しています」
という渡辺さんのお話。お母さんたちもびっくりの反応!
田舎は大変そう、というイメージが大きいですが
便利なツールを活用したら、もっと近代的な田舎暮らしが待っていそうです。
<子どもがいても冒険を>
お子さんを連れて、各地にも出かけるようになった渡辺さん。
「新幹線で子どもが泣いて怒られたことがあって、動きづらくなった」
というお母さんたちに、親子でのプチ旅を紹介すると、行ってみたい!という声が多数!
お母さんのリラックスに、お子さんへの体験として冒険してみる心が大切ですね。
<愛用品を大切に使い続ける>
渡辺さんに、子育てや自分へのケアで活用している愛用品を持ってきてもらいました。
「肌ざわりのよい今治のタオルや、どんな汚れも落ちる石鹸。
娘の木の椅子は、台所のお手伝いなども大活躍しています」
よい素材のものを、長く愛用する渡辺さんのスタンス。
お母さんたちにふだんの暮らしで取り入れられるものをたくさん紹介してもらいました。
次回もお楽しみに
参加したお母さんからは、後日メールやお手紙で、感想をいただきました。
次回はお父さんも参加できる機会ができたらよいなと思っています。
次回は春に開催の予定です!
お楽しみに◎
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