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Update on 2017.03.10

小さな村だからできる暮らし方【前編:子育てについて】

熊本県山江村で始める田舎暮らし

就職、結婚、子育て…人生には様々なターニングポイントがあります。
子供が生まれて、住む場所を考えた時に“田舎暮らし”を思い浮かべる人。
都心での仕事を辞め、新しい土地で就農を選び暮らす人。

熊本県山江村。
熊本県の南部に位置するこの村は、のどかな田園風景が広がる緑豊かな地域です。
そんな山江村には、様々な思いで、それぞれの人生の区切りとしてこの地での暮らしを考える人が増えています。

しかし、漠然としたイメージしかない“田舎暮らし”
そこで、山江村での“田舎暮らし”について、前編として「子育て」という視点からご紹介します。

小さな村だからこそ安心して子育てができる



2013年に隣町から移住してきた、宮原さん。
現在は2児のママをしつつ、夫婦で飲食店を営んでいます。


移住のきっかけは、子供が生まれたタイミングで家を建てたいと考えたこと。
そこでたまたま紹介されたのが、山江村だったそうです。

移住後すぐに第二子を出産した宮原さんは、村役場の主催する「子育てサロン」に参加。
小さなお子さんをもったお母さんが対象の集まりで、友人も知人もいない宮原さんにとって、子育ての情報交換や新しい友人を作ることができるこの場の存在は、ストレス発散などにもつながりとても助かったそう。


また、お店の常連さんで全国各地へ出張する営業マンが「山江村は日本一行政の対応がいい」というように、住民と職員さんの距離感が近いことにも驚いたそうです。

「小さな村だから、住民ひとりひとりに行き届いたサービスが受けられるのだと思います」


日本一子育てに優しい村を目指して



山江村では2011年からICT(情報通信技術)教育を進めており、全国初の学校情報化先進地域に認定され、それを学業だけでなくスポーツにも活用するなど文武両立の子育て環境に努めています。
また、山江村が力を入れているのが行政と住民の地域ぐるみで子育てをすることができる環境作り。
例えば、赤ちゃんから高校生までは医療費・小中学校の給食費は無料、放課後や長期休業中に村営の学習塾やスポーツクラブを開催するなど、まさに地域ぐるみでの子育てのサポートが充実しています。


田舎暮らしというと、自然が豊か・のびのびというような言葉を耳にすることが多いですが、山江村では、ただ自然が豊かというだけではなく、施設や支援制度が整った環境での子育てを行うことができそうです。

また、2017年には万江まえ川のほとりにある古民家を改装した、村営のゲストハウスがオープンする予定となっていますので、一度遊びに行ってみてもいいかもしれません。

写真:Masashi Yukimoto  文:(一社)九州のムラ

関連記事:小さな村だからできる暮らし方【後編:就農について】http://www.turns.jp/read/8387

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山江村基本データ
山江村は九州の熊本県南部に位置する、面積121?、人口3600人ほどの小さな村。のどかな田園風景が広がり緑豊かな山々に囲まれています。熊本市内からは自動車で約1時間半、鹿児島空港からだと約45分。オフィスやスーパー、飲食店が立ち並び、高速ICのある人吉市まで10分程度の便利な立地です。



移住定住サイト 移住に関する助成制度や空き家バンク情報などを掲載しています。


移住者インタビュー動画
https://www.youtube.com/channel/UClRgAykcTtszEKJfQ_zxLfg

【移住に関する問い合わせ】
・山江村役場 企画調整課
〒868-8502 熊本県球磨郡山江村大字山田甲1356-1
tel:0966-23-3111

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