雑誌「TURNS」6月20日最新号発売にあわせて開催した
無印良品OPEN MUJIでの、トークイベント。
6月21日有楽町店、7月6日グランフロント大阪店で開催しました。
無印良品では、「Open MUJI」といった各地域を拠点に活躍するクリエイターやデザイナーを招いたイベントや展示会、ワークショップなどをいくつかの店舗で定期開催しています。各地を取り上げる「TURNS」との親和性もあり、昨年からTURNS発売に合わせて定期的に開催しています。
「豊かな食と、シンプルで心地よい暮らしを求めて」
今回は、TURNS最新号の紹介とともに、「地域に芽吹く、これからの価値」を発掘する連載「JAPANS」よりゲストをお招きしました。マクロビオティック料理家であり「ブラウンズフィールド」の中島デコさんです。中島デコさんは、湿板光画家で日本文化研究者の夫のエバレット・ケネディ・ブラウンさんとともに、千葉県いすみ市にある「ブラウンズフィールド」を運営しています。
ブラウンズフィールドは、昔ながらの生活の知恵をヒントに、豊かな食を中心とした心地よい暮らしを提案している場で、玄米菜食カフェ「ライステラスカフェ」や自然の食や知恵を学ぶ「サステナブルスクール」を運営、ワークショップなども開催しています。
中島デコさんは5人の子供を育て上げ、マクロビオティックの経験に基づく料理指導が、多くの母親たちの支持と共感を得ています。
中島デコさんの生き方、シンプルな暮らしの中で大事にしてきたこと、食の大切さやブラウンズフィールドの魅力などについてお話しいただきました。
ブラウンズフィールド出版部で発行した書籍「ブラウンズフィールドの丸いテーブル」をはじめ
書籍も多く出版されており、トーク後は直売会も行いました。
<なるようにしかならない>
子育ても、人をまとめることも、完璧にできる人だったら違うけど、私はそうじゃないから
子供たちやスタッフにも任せていった結果なの。
そう笑って話すデコさん。取材でも、信頼して任すことで、自主性が育まれると仰っていました。
「人生もそう。なるようにしかならない」と話すデコさん。
「デコさんのような生き方に憧れるけど、周りについ左右されてしまう自分、ブレない軸をどう作ったら良いですか?」という質問にも
「周りと一緒って、つまらなくない?」とさらっと言い放つデコさんが印象的でした。
<生きてるだけで、いいじゃない>
トークイベントでは、マクロビオティックや食の話以外にも
暮らしや生き方についての話を楽しみにしていらっしゃる方も多かったです。
デコさんの著書「生きてるだけで、いいじゃない」にもある通り
自分を信じて、生きてるだけでいいんだから、というデコさんからのメッセージに、涙を流す方もいました。
トーク終了後は、書籍などを購入され
デコさんのサインをもらいに長蛇の列ができました。
デコさん、貴重な機会をありがとうございました。
次回のOPEN MUJIトークイベントもどうぞお楽しみに!
『ブラウンズフィールド』
〒299-4504 千葉県いすみ市岬町桑田1501-1
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