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Update on 2017.05.10

チャンスは誰の前にも訪れている【OPNE MUJIトークイベント レポート】

雑誌「TURNS」4月20日最新号発売にあわせて開催した
無印良品OPEN MUJIでの、トークイベント。

無印良品では、「Open MUJI」といった各地域を拠点に活躍するクリエイターやデザイナーを招いたイベントや展示会、ワークショップなどをいくつかの店舗で定期開催しています。各地を取り上げる「TURNS」との親和性もあり、昨年からTURNS発売に合わせて定期的に開催しています。(最近は函館にもMUJI BOOKS、OPEN MUJI、MUJI CAFEを設置した無印良品がOPENしました!)


今回は、4月25日有楽町店、4月27日グランフロント大阪店で開催。
有楽町店では、初となる日中開催となり、平日夜に参加できない方も、来てくださいました。(写真:グランフロント大阪店での様子)

「子どもやお母さんの笑顔が生まれる、京都の食と学びの場」


今回は、最新号特集「食でつながる人とまち」の紙面紹介とともに、「地域に芽吹く、これからの価値」を発掘する連載「JAPANS」よりゲストをお招きしました。京都でお母さんの料理が味わえるおばんざいのお店「ひとつのおさら」を経営し、食育菜園を学校教育に取り入れる「エディブル・スクールヤード」の日本法人共同代表でもある西村和代さんです。

最新号P86〜89 JAPANS「地球規模で共感し、隣人を思う。”ほっとけない”その心が 女性や子供の笑顔をつくる」


常に身近にいる子供達や母親など、隣人を想い、身近な地域で一つ一つ、納得できる暮らしをつくり続け、二児の母として子育てもしてこられた方です。食を通じた学びや交流の場へとつながり子どもや子育てをする母親が集う場所を生み出してきました。

当日の、西村さんのお話は、参加者さんを包み込むように、そして内面から持つ大きな母のようなエネルギーを持って、お話をしてくださいました。
食のこと、お店のこと、大切な想い、などなど・・・。
わざわざ遠方から足を運んでくださる方もいました。


参加者との質疑応答で、特に印象的だったやりとりを紹介します。

<チャンスはだれにでも目の前に訪れている>
「子育てをしていて日々追われる中で、やりたいことが少しずつ見えてきているものの、両立も難しかったり、どのように始めたら良いかわからない」
という質問がありました。

西村さんは、「自分には、という人もいるけれど、誰にでも平等に、チャンスは目の前にもきているんです。それを掴むか、通りすぎていってしまうかは、自分次第。始められることから、スタートしたらいいんです。」と、メッセージをくれました。

<調味料を変えれば、料理の味が変わる>
ひとつのおさらは、食材はもちろん、調味料も西村さんが全国をまわって選んだこだわりのものを使用します。「調味料を選ぶのに、何から揃えたら良いですか?どんなところに気をつけたら良いですか?」という質問。

西村さんは、「調味料は調べれば調べていくほど、真実が見えてきます。ぜひ調べてみて欲しい。本当に良い塩を使えば、食材をゆがいて塩をぱっぱ、焼いて塩をぱっぱとふるだけでも美味しい。調味料を変えて何が変わるって、料理が美味しくなるんです。お金もかかるから、少しずつ揃えてという人もいるけど、私は1万円あれば調味料全て変えられるから、と言いますね。それで身体にも安心して、料理も美味しくなるんだからその方法をオススメします」

熱い想いと行動力、そして母のような暖かさ。
西村さんのお話に、参加者のみなさん引き込まれていました。


ぜひ、京都にある西村さんのお店「ひとつのおさら」にも、足を運んでみてくださいね。
次回のOPEN MUJIトークイベントもお楽しみに!

ひとつのおさら
京都市中京区夷川通衣棚かど
TEL.075-204-6440
おひるごはん(毎日) 11:30〜14:30 (L.O.14:00)

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